機関誌マラソン第3号

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機関誌マラソン第3号を読んで、感想、想い、気づきの共有をお願いいたします。

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3/2 正午となります!

 

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  1. 盛和塾3号 ワキ製薬 脇本真之介

    まだ3号であるにも関わらず、体験談を掲載されている先輩塾生の皆様は、稲盛塾長に出会い、経営方法だけでなく、心のあり方についての学びを継続されることで、考え方が変わり、自然と心が変わり、会社も良くなったとお話しされた方が多いなと感じました。
    まだ3冊目であるにも関わらずです!
    いかに塾長の思想が素晴らしく経営者にとって大切なことかを、この3冊で改めて感じている所です。

    さて、今回、冊子を一読した上で学んだことは、日々の業務や仕事においての義務だと思い、ただ漠然とこなしてきたものを、本当に大切なのものは人間関係であるということが印象に残りました。
    人間関係を構築してから共にこなす仕事の大切さ、相手を知り、自分も知ってもらい、率先して協力し合うことで、心や人柄も変わり、自然に業績もついてくる素晴らしい循環を生み出せるということを学びました。
    良く仲本社長がおっしゃる善循環に通じる内容であるなと感じた次第です。

    塾長自身も、利己の考えが利他の考えに変わることで、運命を好転させる結果を招いたのだと良くおっしゃいます。

    心の持ち方ひとつで、運命も会社も人も変えられる、その責任が会社の代表者にはあるのだな、覚悟を持ってそれら全てを背負うことが経営者の使命なのだなと改めて学びました。

    講和の中で『自己の能力を未来進行形でとらえる』という言葉があり、あえて自分の能力以上のもの、今どうあがいてもできそうもないテーマを敢えて選択し、未来には必ず完成させる、ということを決めてしまう。というお話がありましたが、簡単そうで実は、非常に勇気と覚悟を持たなければ、そういう思考に行きつかないと思います。

    しかし、今の力では不可能と分かっていても、何としても成し遂げようとする熱い想いを常に持ち続けることで、画期的な創造が生まれ、誰も成し遂げることができない成果が生まれることを改めて学びました。

    人は安定した、無難な選択肢をしてしまいがちですが、自分を含め、社員の能力を高めていい会社にしていくためにも、しっかりとした構想をもち、育成していくことがトップとして要求されることであることを学びました。

  2. 「未来進行形でとらえる」
    あえて自分や自社の能力レベル以上のものを選択する。現時点ではどうあがいてもできそうもないハードルを選択し、未来の一点でこれを超える。今の能力をもって出来ることを達成するだけでは、本当の意味での成功は得られない。今できない事を何としてでも成しとげようとすることからしか、画期的な成功は生まれない。

    「心の反映されたものが、周囲の現象だ」
    我が子の教育・育て方について妻と話していると、「子は親の言う事はやらないが、親のやる事をやる」という話が出て来ました。つまり、「子どもの普段の言動は全て親の写し鏡である」ということであり、私自身の家での日常の言動を戒めるキッカケを気付かせてくれています。これは会社における社員との関係も然り。リーダーは普段よりこれを意識し続け、常に言動に配慮する必要がありますが、そもそも「心の状態」が整っていなければボロが出てあっという間に周囲に見透かされます。業績や社風に限らず、塾長はさらに運命までもがこれに影響するとのこと。やはり根本の「心」を高め、その高められた「心」から自然に言動が表現されるようにならないといけない。

    「塾長の教えとの出会い」
    高知の和田塾生も仰っておられますが、私にとっても、塾長の著書や講話に初めて触れた時の感覚は忘れられません。曇り空から一気に雲が消えてなくなる様なスッキリ感。将来への迷いがスッと晴れて行く感覚。塾長の教えの素晴らしい点は、論理的かつシンプルに、誰にでもわかりやすい表現で「利他か利己か」「動機が善かどうか」と問い、もやもやと複雑化しやすい想いに対し、シンプルにドーンと進むべき道を示してくれている点です。30年前の盛和塾創成期の塾生の方々と今の私。受け取り方は何も変わっていないことに共感を覚えました。

    「動機善なりや。私心なかりしか」
    第二電電を始める前の有名なお話ですが、「動機善なりや。私心なかりしか」の私の受け取り方が少し変わりました。勧善懲悪的な、世直しの為の「正義感」がフォーカスされがちかも知れません。しかし、塾長の場合は完全に「勝ち切るまでのストーリー」が描けており、「勝ち切らない」ことには意味が無いと考えられている点です。NTTを相手にしたこの大げんかに対し、「大向こうをただうならすために力んでやっているのではないか、いや、そうではない」とあります。「勝ち切る自信」がないのであれば、それは単なる子供じみた「安っぽい正義感」でしかなく、「敗北」は味方してくれた多くの社員や協力者を不幸にします。「200%勝てる自信」がないと振りかざしては行けない決断であったように思います。リーダーとしての「ケンカへの臨み方」を教えられた気がします。

    以上。

  3. [盛和塾]3(平成4年秋)から

    利己と利他でどうかわるのか

    人が一生懸命に努力をする根源は何でしょうか。

    「家貧しくして孝子出ず。」という言葉があります。

    貧しい家に生まれて親が苦労をしているのを肌で感じているから、そこから立ち上がろう、抜け出そうとして努力をする。

    大きく成功している人の中には若い頃に大変苦労をした人が多い。
    逆境をばねに大きく伸びた人は多い。
    不遇な中から立ち上がった人は強い。

    今は、豊かな時代になりましたから、そういうハングリー精神といったものはどうしても希薄になる。生活のために遮二無二になって働かなければならないという度合いが低くなる。

    したがって、自分のためというよりみんなのためというのは受け入れやすい。

    利己から利他へというのは受け入れやすい。

    意外にこういう考え方は今時の人にもなじみやすい。

    吾が吾がというより、むしろ優しい人が多い。

    利己から利他へ。

    こうした精神構造の切り替えがお互いに助け合って気持ちよく働ける風土を創ってゆくと言える。

    そして、チームワークもいい。

    ところが、物事をなすにあたっての燃えるよう情熱を喪失してしまうと、事なかれ主義になりかねない。

    今日、先端技術において、日本は世界各国に遅れをとってしまっている。

    ある人が言った。「日本は今や三流国です。」と。

    その方は世界有数の技術を持つM製作所に勤務している人で、他国の台頭を肌で感じておられるようだ。

    利己から利他へ、そして燃える闘魂。

    こうした考え方の並立が必要と思えてまいります。

    R2.2.28 福岡 英一

  4. 「盛和塾」3-2 未来進行形でとらえる(裏表紙から)

    未来進行形、実に感慨深い言葉です。

    「進行形」といのはbe ing といった形で「今、何何をしています。」と捉えるのがわかりやすい。

    未来については、willであったり、shallであったり、未来に対する意志・願望を現すような表現が通常であろう。

    将来の夢あるいは願望が「カラー写真で見えてくる。」といった表現がある。

    カラー写真で見えてくるくらい、未来に対する願望が強いことの現れである。

    ところがそのカラー写真があたかも動画のように見えてくるとしたら、これはもう凄いことであろう。

    未来進行形というのは、カラー写真が何枚も見えてきて、それが一つのストーリーになる。

    そんなことかもしれない。

    その未来に対するストーリーを現実に落とし込み実現してゆくとなると、これは実に愉快なことのように思えてまいります。

    未来進行形、好きな言葉でもあります。

  5. 機関紙マラソン 3
    株式会社サキカワ 久保貴啓

    ●真摯に学ぶ心の輪を広げる
    どうしても社員を説得できないので、私に話をさせて、あんな偉い人でも同じこと言うだろ?と権威付けをする。偉い人が話すようなことを親父が息子に言っても、息子は何言ってんだと偉いとは思わない。関係が身近すぎるから、そんな時に塾長が話をされ、そう言うお手伝いをする。
    というくだりで、まさに同じことに悩んでいました。弊社は、一昨年理念を作り、今年はフィロソフィを作りました。しかし、反発もあり、挨拶もまともにできなかったりして、解き方が悪いのか?と悩んでいました。そんな相談や愚痴の中で、ソウルメイトは、一度僕が会社で話してあげようか?と言ってくれている方が何人かいらっしゃいました。本当にありがたいことです。まだそういう機会には実現できてませんが、これを読んで…塾長もそうおっしゃられてたんだと思うと益々、していただきたくなりました。どう話をソウルメイトがされるのか?を私人身も学びたい気持ちになりました。

    ●利己と利他でどう変わるのか
    意思決定に際して極端な利己から博愛主義的利他まで無限に入り混じる、それが人間なんです。人間はその利己と利他がどのくらいの割合で入っているかで分けることができる。利他の比率が高いところを基準に意思決定すると結果が良くなり、運もついてくる。
    この考え方が好きです。利己に引っ張られ、分かっていてもできないことも日常あり、反省の毎日ですが、反省してまた頑張ろうと思い、少しずつ利他の比率が高くなるよう生きているのだと思いました。私は今どの比率で利他がいるのでしょう?笑

    ●河合大介塾生 河合美術織物社長
    塾長のコメントより、
    有意注意の生活を送りなさい!
    意識を持って意識を注ぎなさいという意味。目的意識をいつも明確に持って注意を注ぐことを生活の一部にする。
    私には河合塾生のような、どこにも無いような技術はありません。ずっと探してはいますが、どこでも出来る仕事をしています。しかし、有意注意の日常の中で、同じ業種の中で、それが一流を生み出す第一歩だと思います。社員全員がこの意識を持つことが出来た時、素敵な何かが、生まれると信じ、仕事中でも、オフの間でも仕事に繋げられる意識で生活を送ることが大事だと思いました。

    ●井田義明塾生 マルイ鍍金工業株式会社
    知らない分野での業界の仕事だけに、経営の技術というか、営業や戦力の苦労が分かり、勉強になり面白かったです。
    昔の発表では、まだまだ理念とかは、あまり意識されてないのだなぁと思いました。
    塾長のコメントの中で、事業拡大に向けての課題や提案なども、あの発表だけの後で、すぐにされたコメントは、発想が変わっておられて、さすがだなぁと感嘆した。

    ●南総一郎塾生  株式会社南洋軒
    お話の作り方もあるが、面白く一気に読めました。際物の発想と、次々と今に満足せず、周りを見極め無いものを生み出そうとされる努力は素晴らしいと思った。どんな仕事でも、同業他社はあり、そこを抜け出すためには、自社を知り、同業他社を知り、お客様を知る必要があるが、中々分かっていても作り出せない私には、もっと努力が必要だと思いました。
    塾長のコメントも面白く、話されてる空気というか愛情が感じられ、ニヤリとしてしまった。コストと売り上げの目標数値のくだりも勉強になった。

    ●未来進行形でとらえる
    まさに今回のマラソンの決断が、私の今の状況だと見開いて感じ苦笑いしました。
    一冊ずつ読み終えて感想を書き、これが毎週続くのか?と思って、見開きの言葉をもう一度見ました笑。このマラソンが、キチンと終えれた時に、未来進行形で成長している自分を実感できることを信じて、頑張りたいと思います。

  6. 機関誌「盛和塾」3号

    <塾長理念・未来進行形でとらえる>
    「今どうあがいてもできそうもないテーマを選び、未来の1点で完成する」
    「リーダーは、自らの持つ能力、並びにグループの力を育成していく構想を持たなければならない。」
    「今できないものを、何としても成し遂げようとすることからしか、画期的な成果は生まれません。」
    本当に耳が痛いですし、ものすごい闘志が必要と思いますが頑張りたいと思います。

    <フィロソフィー座談会>
    塾長の公式に対するコメントの中で「もう人柄が変わったんですね。それについてくる業績というのは、その通り変わるんです。あの公式は方法論ではない。心が変わったもんだから、何をやったかというのは関係ないんです。」と述べられている。とにかく「考え方」が何よりも大切ということ。
    そして「心の反映されたものが周囲の現象である。業績も社風も全部ついてくる。運命までついてくる。」と、次の塾長講話にも出てくる通り「運命」にまで言及されているのが非常に印象深かったです。
    機関誌3号は全体を通じて「利他」と「運命」の話かなと感じました。

    <塾長講話・リーダーシップと意思決定Ⅱ>
    「意思決定はあくまで論理的、理性的で正しくある必要はあるが、同時に運命をも好転させていくものもある。」
    「利他の比率が高いところを基準にして意思決定をするときは結果が良くなり、運もついてくる。」
    「そういう意志決定は、決定のメカニズムが正しかったかという以前に、それが運命を好転させる結果を招いていったような気がする。」
    利他で運命が好転する。非常に興味深く、また極めて含蓄がある内容と思います。

    <われ虚心に経営を語る>
    西陣織の河合社長の話の中で、「商売というのは、売りと買いと回収の三つしかないと思っています。」というところは、面白いと思いましたし、勉強になりました。
    河合社長に対する塾長コメントで「多角化というより得意技を使え。」「事業でも研究でも、複雑多岐な現象をシンプルにとらえるということが大切である。バリエーションを考えず、原理原則を守っていくことである。」
    「有意注意の生活を送りなさいといつも社員に言っている。意識を持って意識を注ぎなさいということ。目的意識をいつも明確に持って注意を注ぐということ。」「一流のものを作るという姿勢は崩してはならない。」
    とコメントされていますが、いずれも本当に参考になりますし、深いと感じました。

    <労使同軸、その20年の軌跡>
    前回に続き「労使同軸」の話の続きで、今回は社員にむけた稲盛塾長の組合についての考え方をまとめたメッセージの内容でした。
    労働組合の存在を求める圧力に対し、真に企業の人間集団の幸福とは何かを談論風発し得る新しい労使関係を志向しようと、自ら労働組合設立を受け入れた塾長の当時の思いが大変よくわかる内容で、大変興味深く読ませていただきました。逆境、苦渋の選択、それを逆手に変えて「ここから新しい生き方をしようではないか。それは神が与えた転機である。」と前向きにとらえられたところは本当に素晴らしいと思います。

    <活動報告>
    盛和塾札幌の開塾式での塾長講話の中で、「経営者に一番大切なのは、すさまじい根性と闘魂である。」「何事も一番になるには人並みじゃなれない。」と述べられています。私に最も欠けているものであると痛感します。

    <編集後記>
    毎回、編集後記は素晴らしい内容があり、面白いと思います。
    ナショナル・デモクラシーからグローバル・デモクラシーへパラダイムシフトが起こっており、「経営者としても一人の人間としても、国内や業界や企業という内の論理、利己の論理を、外の論理、利他の論理から見直してみる時がきているのではないか」と1992年の当時において問題提起されています。今現在の話としても全くおかしくはありません。凄い事だと思います。

  7. 今回の機関紙は利己・利他についてとりわけ心のあり方について記されていたように感じました。冒頭のフィロソフィー座談会で人間の利他心を利己心が覆い隠している。それをひっぺかえす努力をしないと利己心に全部覆われると書かれている。誰しも利他心は持っているが人間である以上はその上に利己心がおり、常に拮抗していると思いきや
    利己心の方が強くかなりの努力、強い心でひっぺかえす必要があるとは経営者も
    なかなか大変だなぁと。経営者はあらゆる場面で決断を強いられる場面があると思うが
    もしそれが利己心で決断されていれば結果は良くない方向に向かうことを暗示ている。
    経営者の意思決定・経営判断はどのようにしているのか、社長である父を見て思うことがある。父の話を聞いていて予々運が強いなぁ、ラッキーだったなぁと思う経営判断も
    あるが、やはりそういう場面にこそ、従業員のため会社のためにと思う利他心を持ち
    私は意思決定を行いたいと強く感じた。

    経営発表の中で河合美術織物の河合氏は目標は高くもてと述べられている。つねに頭に片隅に願望があるとそこから閃きも出てくると言われるにはまさに強烈な願望を抱くという言葉につながる。また塾長はこのことを「有意注意」という言葉で表現されているように
    何事も目的意識を持って意識をする常にアンテナを張りただ日々を過ごすことがないよう
    再度心がけたい。

    前回もあった労使の話はなかなか私の中では理解できないが、やはり私の会社のように小さい会社である以上は従業員の事は家族だと思いたいし、愛さなければならない感謝しなければならない存在で有る。しかし家族経営で有るので時折それに対する不満を聞くことがある。私以外の同族はそんな声を聞くこともなく私で止めているわけだが
    そのような不満が出ぬようしっかりと話をして誤解のところは誤解であると説明し
    悪しき所は改善すると約束しひがむことがないよう会社を従業員の心をクリーンにしなければならない。労働三権を行使されぬように………

  8. 宮畑です。機関誌マラソン3

    裏表紙の「未来進行形でとらえる」は分かりやすいですね。私は53歳ですがこれからも当然、去年の自分より今の自分の方が成長していると思いたい。だからもし魔法があるとして私を3年若返らしてやると魔法使いに言われても断ります。経験、思考はそのままに身体だけ若返るならいいですが。
    能力を向上させる為には塾長の言う、「今できないものを、何としても成し遂げようとすることからしか」と言う思考を常に持ち続けます。常に負荷をかける。仕事も生き方も。もし、そう思えなくなった時の自分を想像すると今は怖くなります。

    塾長講和の「個人、利己が勝った意思決定をしていて、それは全部うまくいかなかった。」このとおり利他でやると物事は成功しやすいのはよくわかります。が、なかな全てはそう出来ない自分です。でも利己を少しでも押さえ少しでも利他の考えの部分を増やして行かないと結局は今以上に大した事も出来ないしいつまでも成長はないとはっきり思います。だからこれも未来進行形で去年の自分より今年の自分の方が少しでも恥ずかしくない自分になれるよう努力して行きます。
    余談ですが西郷隆盛は無私の代表的な人に思いやすいですが私は大久保利通の方が国家にとって無私の人のように思えます。

  9. 河合美術織物さんの目標の次元をは常に高くは、目標を高く設定するだけではなく、
    次元を上げることまで高めないといけないのかと、再認識しました。
    これもテーマである、未来進行形で捉える。
    いま以上のものを目指す元塾長のお考えを具現化されているものではないだろうか。
    新しいテーマを選ぶときは、自分の能力以上のレベルを選ぶ。その先が目標の次元を越えるというもの。
    未来を想像し、創造し、実現する。経営者だけでなく、全従業員にも同じものを
    見せる。ただし、未来であるため、全員は見ることはできない。
    それこそ経営者の仕事の現場だと感じました。
    そのイメージ力と行動力、そして結果が未来を創ることになる。
    自分自身の行動が全て未来に向けているものなのか。後ろ向きや、
    マンネリしていないか。休んでいないか。安全牌を選択していないだろうか。
    今一度襟を正した行動と思考をし、日々の業務に励みます。
    ありがとうございました。

  10. 機関誌「盛和塾3号」岸

    ・フィロソフィ座談会
    塾長の話お話は同じテーマのものが何回もあって、通常のセミナーなら「またか」と思うところ、塾長の話ならいも新鮮に聞けるのはなんでやろと思う。おそらく生きた人生そのものだからタイトルが同じでも中身が違うということではないかと、二ノ宮さんが述べられています。
     盛和塾の学習は知識・ノウハウを得る通常のセミナーとは違い、心が変わっていく体験そのものではないかと改めて気付かされました。心の反映されたものが、周囲の現象だと塾長が繰り返し何度も言っておられるとおり、心が変われば業績も社風も運命すら全部ついてくると。ならば、心が変わらなければ、盛経塾大和で学ぶ意味がない。自分はといえば、少しは変わったと自負するものの、まだまだ。
     まだまだと思っているから、機関誌マラソンに参加表明をしましたので、よろしくお願いします。

    ・リーダーシップと意思決定
     松風入社1年目に松風再建に乗り出した全権大使から、会社再建の意見を聴かれ、視野がパッと広がったとありました。松風は塾長の暗黒時代、技術開発に没頭し、成果を上げるが技術部長から評価されずによ思っておりましたが認識を新たにしました。入社即、トップスピードだったとは、驚きそのものです。

    ・われ虚心に経営を語る
     後年の経営問答が、神憑っておられることにくらべ、当意即妙のキャッチボールが感じられます。当時の参加者が誠に羨ましい限りです。

  11. 機関誌駅伝「盛和塾3号」2020.3.02締切分
    京都から日本中に広がっていく盛和塾の様子が良く伝わって参ります。
    塾生の皆さんが塾長に出会ってからの大きな気づきや感動を基に、地元の仲間に「塾長に会って欲しい」、「この素晴らしい学びを仲間に共有してあげたい」というりたの精神が感じられます。
    その気持ちが理屈ではなく迸っている感じがします。
    この様な素直に感動できる魂をお持ちの方をソウルメイトと呼ばれた塾長の喜ばれている
    お気持ちもコメントから伝わって参ります。
    それから一番印象に残ったのは塾長が権威づけの手伝いが必要だと認めておられることです。
    社員も社長の息子や娘でも社長には甘えや反発があって、素直にその言葉を聞けないということです。
    この様な互いのすれ違いは何とも困ったものだと思いますが、それを肯定し塾長がその溝を埋めようとされている優しさが見て取れました。
    どちらも人間ですので承認欲求もあるし、それが満足に与えられないと互いに意地を張る。
    これは人の性であるし、本能から来る煩悩だと思われるので強敵です。
    だからこそ労使ともに人として社会に重要な使命を持って生まれて来たもの同士として、仕事を通じて修行をしてその様な煩悩を抑え込んでいかなければならないのだと思わせていただきました。

    塾長の講話では「動機」が悪か善かはもちろんのこと「個人的なことなのか、自分以外の人々のためなのか」によってその結果は運命論的に変わってくるということが印象に残りました。
    「善を行ったから上手く行き、悪を行ったから上手く行かない」というのであれば分かり易いが、そこには人の性として計算が入ってしまいその瞬間「偽善」になる。
    計算通り行かないからこそ、人の誠の心が問われる様になっていて、天(宇宙)か神かは分かりませんが、塾長が仰る様に人が生まれて来た意義とは「魂を磨くため」だということに通じます。
    それにしても若い頃の塾長は挫折の連続と仰りながらも優秀だったんですね。
    そうそうたるキャリアの皆さんがこの若者を認め、期待し、或いは人生をかけて一生懸命に動かれている。
    塾長の能力も熱意もさることながら、その考え方、フィロソフィを信じておられたのだと思います。
    曖昧ですが「人はその人の言動を信ぜず、その行動を見る。しかし、人はその人の心を信じるのだ」と言った佐藤一斎という幕末の思想の基になった偉い先生がいらっしゃいますが、このことだと思いました。
    天が人への修行で課す「利他の精神が中心の生き方」、そしてそれをいついかなる時も維持していくのに絶対的に必要な「フィロソフィ」の確立。
    これを若い頃に確立され、胆識として腹の中心でずっと持ち続けておられる塾長を改めて尊敬いたします。
    私も若くして多くの人の支援で独立し、これまで自分なりには頑張って参りましたが、私のフィロソフィが「動機善なりや私心なかりしか」の質問に耐えうるのか甚だ疑問です。
    時と場合によって多少ブレる。
    塾長も綺麗事ばかりではなく「他社との熾烈な競争に勝つための戦略がいる」と仰っておりますが、この辺りでどうも私の場合は塾長の様にフィロソフィにブレないで戦略を描けていないのかも知れません。
    塾長には高校生の時から「家族を食わせるため」、「社員を食わせるため」、「一般大衆のため」という利他の精神を基に判断をされ、戦略を練っておられます。
    この辺りの違いを「フィロソフィは綺麗事、行動は清濁合わせ呑んだもの」と勘違いしてはブレるもとなので勘違いしてはいけないと思いました。

    河合美術織物(株)河合社長のお話
    「得意なものに特化する」お話と、「取引先がお金を支払ってくれないので商品を引き揚げた」というエピソードから会社が強くなる話は、共存共栄のバランス、「互恵関係という商売の原点を忘れた会社とは取引を改める」という強さが会社の存在価値を毀損しないことにつながると思いました。
    当時でも大変だった西陣が今はもっとしんどくなっている。
    飛躍については古いものを大事にしながら有意注意であ商品開発をするというお話と、古いものとの断絶という矛盾するものが必要だと塾長は教えてくださっておりますが、取捨選択することが大事なんだと思いました。
    何を捨て何を残すのかを選択する価値観は自社に委ねられます。
    お客様の声、時代やそれに伴う価値観の変化など環境の変化にどうしていくのかはその会社のトップの考えでしょう。
    それによって技術革新、新商品の着眼点が変わってくると思いました。

    マルイ鍍金工業(株)の井田社長のお話
    メッキは当社でも製品に使用しており、そのおかげで他社との差別化ができているものですから、大変興味深く拝見しました。
    メッキ一つとっても、その可能性はとても広いものだと感じました。
    その可能性を実際に発想から事業にしていくのは並大抵ではありませんでしょう。
    しかし、西陣織の河合社長のお話もそうでしたが、企業は常に新しいことを考え、得意分野を発展させる努力をすることとそれを事業化していくことはとても大事だと思います。
    発想や研究だけでも大変ですが、これは興味があるのである程度楽しんでできます。
    ですが、製品化し事業にするには更に苦労します。
    しかし、仕事は塾長がいつも仰る様に修行の意味もありますので、「苦労はつきもの」と考え、楽に仕事している時は「今の環境は異常である」、「会社に危険が忍び寄っている」と考える様にしたいと思いました。
    経営を長年することも大変ですが、それが「天から私に与えられた使命であり、私の人生なんだ」と思えば慣れて来ますし、自分の家族、社員やその家族のためと思えば大変意義ある仕事をさせていただいていると感謝の気持ちも出て参ります。
    しんどい時はその様にして自分を励ましたいと思いました。
    塾長の娘さんがタカラの商品企画担当をされていたのですね。

    国際高等研究所の岡本所長のお話
    最後に岡本所長のお話は、「足るを知ること」の大事さ、地球環境や他の生物への配慮も大事だと思いました。
    私はよく家内の買い物についていくのが好きなのですが、一緒にスーパーで買い物をしていますと、大抵はパックやトレーに入った状態で販売されています。
    魚や肉ですと切り身になってますし、植物も加工されて綺麗なパッケージで販売されています。
    これでは命の誕生や成長、そして殺して人間の食べ物にすることの全ての過程が見えないので(見たくない人ばかりでしょうけれど)、命というより食べ物です。
     地球という生物全ての財産の環境や命そのものを自分達の都合で自由自在にしている我々ですが、そこにももっと我々塾長の弟子は利他の精神を振り向けても良いのではないかと感じました。
    「命の過程を見る」と言っても、これは現場に行くのもそうそう出来ませんし、私は時折そういう本を購入したりして命を感じる努力をしています。
    それでも想像力は意識しないと働きません。
    日々、まずは思うことからはじめ、地球や生物への感謝を忘れない様にしたいと思います。

    今回もありがとうございました。

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