機関誌マラソン第19号 締切は6/22正午です

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機関誌マラソン第19号

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  1. [盛和塾]19号 

    稲盛塾長がたびたび京都の企業について書かれています。
    本号でも、ロームや村田製作所について書かれております。
    千年の都、京都が先端技術を生み出しているのは凄いことだと思います。
    今回は、京都の企業について、良く知ってイル企業を記載してみました。

    私は京都で生まれ育ち、結婚するまでは実家のある京都市上京区に住んでいました。
    二条城の北側になります。
    御所にも近く、夏休みになると蝉取りにいくのが楽しみでした。

    さて、京都というと観光都市、文化都市のイメージが強いですが、なかなかユニークな企業も多いです。

    〇京セラ
    稲盛和夫さんが操業された電子部品の会社。
    稲盛経営哲学が中国で大変な歓迎を受けているのが興味深いです。
    政治は一党独裁、経済は資本主義かに見える国ですが、経営者が哲理を強く求めているのがわかります。
    稲盛経営哲学は時代を超えて生き続けると思っています。
    稲盛和夫さんが多くの経営者の精神的支柱になっておられるのは凄いことです。
    昭和、平成を通して、経営においても、その哲理においても、圧倒的な偉人と言えると思っています。
    だから、私たちは今も、こうして稲盛経営哲学を学んでいるのでしょう。
    そこに普遍的な真理を人々は感じているのではないでしょうか。

    〇任天堂
    少年の頃、任天堂の花札でよく遊びました。
    花札を作っていた会社が見事に変身を遂げ、時代の先端をゆくファミコンを作る会社になりました。
    この変化する柔軟性にこそ学ぶべきものがあると思います。

    〇日本電産
    永守さんは立志伝中の一人でしょう。
    小型モーターでは世界一のシェアを持っておられます。
    大学事業にも力を投入されるなど、新たな展開をされています。

    〇ローム
    佐藤研一郎さんという方が立命館大学在学中に炭素被膜抵抗という電子部品を考案されたのが始まりの会社です。
    いまや、半導体の分野で世界的な会社に成長しました。

    〇ワコール
    創業者の塚本幸一さんはブラジャーというものを日本に定着された第一人者でしょう。
    着物から洋装に変化する中での新しいカルチャーを創り出されたと言えでしょう。

    〇村田製作所
    村田製作所はもとは清水焼の小さなお茶碗を作っておられた会社のようですが、、世界的な先端技術力を持つを会社に変貌しました。

    〇島津製作所
    この会社は、ご近所でも何人かが勤務されていて、子供の頃から良く知っている会社でした。
    ノーベル賞を貰われた田中さんが勤務されている会社でもあります。

    〇オムロン
    立石さんが操業された会社で昔は立石電機と呼んでいました。

    〇堀場製作所
    京都大学の理学部の学生であった堀場さんが起こされた会社でベンチャー企業の成功例と言えるでしょう。
    経営理念が「おもしろおかし」ということでも有名です。
    稲盛さんはこの経営理念に否定的な発言をされています。

    〇王将フードサービス
    私の高校生の頃、王将より珉珉が有名でした。
    大学生の頃、京都府庁前に餃子の安くておいしい店ができたということで、弟と食べに行ったことがありました。おそらく、まだ創業時だったと思われます。
    創業者の加藤朝雄さんにも、二人の息子さんにもお会いしたことがあります。
    今は創業家から別の経営者に移っております。

    〇大日本スクリーン
    この会社は私が勤務していた会社からも出向者がいたり、やはり勤務されておられる方を何人も知っていたりで親しみのある会社です。

    〇ワタベウェディング
    私はあまり知らないのですが、凄い会社のようです。

    ★ 思いつくまま記載しておりますので、内容等、誤りがあるかもしれません。ご容赦ください。
    また、もっともっと、書き出したらきりがないくらい素晴らしい会社があるこtでしょう。

  2. 盛和塾19号 ワキ製薬(株)脇本

    今号は塾長講話からですが、会社経営をするにあたり、人生とは何か。という観点で取り組む事についてお話しされていました。

    事業を成功させるために最も大切なことは、どんな小さな地味な仕事であっても、その仕事を継続してひたむきに働くということに尽きるということを二宮尊徳を用いてお話しされていました。一生懸命なひたむきさがあれば、天地も助けてくれるだろうし、神様も助けてくれるだろう、ということを信念にまで高めていく継続力は素晴らしいと感じました。尊徳は、塾長と同様に「物事を行うには動機の善になること」を大事にされていたことが紹介されていました。動機がよくない場合、どれだけ善行をしても尊徳自身がそれを否定したエピソードは、どれだけの思いがあれば、そういう判断ができるのであろうか?と驚きしかありませんでした。これは塾長が第二電電創業時の、動機善なりや私心なかりしか、に通じると感じました。動機が善であること、至誠の感ずるところ天地もこれがために働く、という二つが揃っていれば、事業はうまくいくという事例だと思います。

    また、京セラだけでなくムラタ製作者などの京都の先端産業について、ある新聞が京都の企業は利益率が大変高いと紹介されたことをお話しされており、この両社は初めから立派な技術やノウハウを持っていたのではなく、必死に朝から晩まで1日1日を大切に真剣に仕事に向き合った結果であることを紹介されていました。
    塾長は中長期的な計画よりも1日を大切にしなさいと良くおっしゃいますが、正しくその真理を紹介されている実例だと感じ、自分の会社でも同じように1日1日を大切にして働いているのか?と改めて全員が自問自答しなくてはいけないなと気づきました。
    業績が良くなると誰しも油断が生まれ、甘えが生まれます。塾長がおっしゃるように、常に危機感と飢餓感を持ち、創意工夫することが新たな事業を生み出すのだな、と感じました。

    また、京都の先端産業の社長は、たいへん自由な発想をしている方が多いことも紹介されていました。それは素人だからこそ古い慣習を知らず、既成概念にとらわれずにすんだからであり、常に疑問を抱き、いつダメになるかもしれないという不安を抱き、従業員も食べさせていかないといけないという飢餓感を持ち続けたことで、いつのまにか成功していたとおっしゃっています。
    つまり、どういった目標の置き方にするか?その目標は常日頃から危機感と飢餓感を持つことで生まれ、それに向かって日々、真剣に創意工夫を積み重ねることで、会社の将来像は決まって行くのだなと学びました。
    塾長は、自分の欲や、金額的な数字が事業目標になっている場合、目標に到達した時点で成長・発展は止まってしまう、とおっしゃっています。正しくそうだと思いますが、企業は数字を目標にして動かないと達成感を得ることはできないのではないかな?と少し疑問も生まれました。数字という壁を乗り越えてることで、社員は目標を達成したという達成感を味わい成長していくのではないのか?とも思いましたが、自分の事業を大企業にまで持っていこうという人は考え方が変わってきている、という箇所を読んで、こういう考えが中小企業から飛躍できない素人経営者の考え方なのかもしれないな…と少し反省しました。自然の摂理や使命感、生き甲斐というものを目標にするには、人間的な成長を加速させなければ、そのような考えにたどり着けないと思います。つまり自分自身を冷静に分析すると、まだまだ足りないことが多いから、その考えに行きつかないのだな、と気付きました。
    今後は、単なる経営の数字的な目的だけでなく、「人生とは何か?」ということにも、少し目を向けて経営していかねばならない事に気づきました。
     
    次に、経営者としての“修行”について講話がありましたが、経営者の修行とは、日々を真剣に生きて、一生懸命に働くことであると結論づけておられます。
    では、どうやって日々を過ごすのか?それについて6つの事を紹介されています。

    1•誰にも負けない努力をする
    経営者が必死に働くことはすなわち仏教でいう精進であり、「精進する」というのは一生懸命生きることである。

    2•謙虚にして驕らず
    経営者というものは人を押しのけてもという人が適任者のように見えるが、大成する経営者は決してそうではない。燃えるような闘争心や闘魂を秘めながら、謙虚な人、控えめな人が実は大成する。

    3•毎日の反省
    利己の反省、つまり利他行をする前に利己を反省しようということ。

    4•生きていることに感謝する
    人は幸せを感じる心がなければ感謝には至らないので、人は「足るを知る」ことが大事。

    5•善行、利他行を積む
    世のため人のために尽くす。今まで言ってきたことの中で最も大事なこと。

    6•感性的な悩みをしない
    くよくよした心配をしない

    この6つを仕事の場で日々、実行すれば、魂の浄化や純化ができるとおっしゃっています。誰にでもできる簡単なことだが、綿々と毎日継続することで素晴らしい人生になるとおっしゃっています。しかし簡単なことほど、人は手を抜き、いつでもできるから、という甘えが生まれるのだと思います。そういう甘えが人を成功からいつのまにか遠ざけている事に、人はなかなか気づかないからこそ、成功しない人が多いのだな、と思いました。何をもって成功した、と言えるか分かりませんが、簡単なことほど、日々きちんと対処してクリアにしていくことこそが大切なことであると気づきました。

  3. 機関紙マラソン19
    株式会社サキカワ 久保貴啓

    ●第5回盛和塾全国大会
    川端塾生の発表の後の感想で、大切なことは学んだことを実践にうつす力だと思う。素晴らしい哲学、考え方をいかに理解して活用するかということが大事だと。私にとってもまさにそれが言えることだと実感しています。学び出して3年が過ぎ、少しずつとはいえ、やっと学んだことを口にできるようになりました。しかし、まだ入り口に過ぎず、それを口にすることで満足している?自分も居たりして、実践に至っていない点や、実践していても結果につながっていなかったり、また一番悩ましいのは経験や勉強が浅いため、想定外のことが多く対処しきれない、応用が効かないということです。まだ理解が浅く考え方もまとまっていないということであると思う。私も、今の仕事に生きがいと、仕事に打ち込める情熱を、今以上に持って、死ぬ時に良かったのだと、わかる人生でありたいと感じました。
    また、塾長のコメントでの川端さんのお父様の話や中村天風さんの小話は、面白かった。

    高橋塾生の発表の中で、多様性に基づく共生が必要で大事である。ということに僕自身、日頃、色んな考え方や性格の従業員との摩擦に疲れていたのもあり、自身の考え方に同調しない従業員とも上手く折り合いをつけなければ…と思っていたことも、高橋塾生の言葉に感心して読み終え、塾長のコメントで予想外でした。社会は多様性があっても良いが、会社は多様性があってはならない。当社の営業方針を理解して全従業員がそれをやらなければならない。一つの価値観を持った集団でないと成長はない。とおっしゃり、なるほど!僕はまだまだ何もわかっていない…だからこそ、従業員の一つ一つの言動に心が動き惑うのだと理解できました。

    山根塾生の発表において、塾長の言葉がレベルは違いますが、私のことを言われてるように感じました。考え方こそ大事とウエイトを置いて会社の経営しながら、数字を考えるよりも無視している。最近、ソウルメイトにも指摘されたことと一緒でした。苦手なのもあり、無視してるわけではないですが、取り掛かりやすい方に逃げている節があるのも事実だと思います。逃げずに取り組みたい。

    塾長講和
    我々の人生は魂の浄化のためにあり それを実現するのは利他行である
    人生の目的や意義を考える時、人生とは世のため、人のために尽くすために生を受けたことである。と考えればいい
    よく考えてみると、わからなくなることがありますが、あまり深く考えすぎず、思い返すと、世のため人のため…って小さい頃から無宗教である両親にも、学校でも、テレビや本でも漫画の中でも教えられてきて、誰もがそう思って育ってきたように思う。しかし、出会った人や経験や辛い思いの中で、ちょっとしたきっかけで、ズレてしまったりして考え方が利己的になってしまい、いつのまにか世のため人のため…って言葉を忘れていたり、ひどい時には軽んじて馬鹿にしたりしていると思う。僕も振り返ればそういう時代もあったと思うし、わかっているつもりでも利己に走り都合良く生きている気がします。

    誰にも負けない努力をする
    謙虚にして驕らず
    毎日の反省
    生きていることに感謝する
    善行、利他行を積む
    感性的な悩みをしない
    これらは経営者としてではなく、この世に生まれた人として常に心がけたい、心がけようと思います。特に私自身、感性的な悩みはしないという項目は、クヨクヨしやすいタチなので気をつけたいと思います。反省はいいけど、切り替える気持ちをもっとしっかり身につけたいと思います。

  4. 「第5回盛和塾全国大会‘96」

    大会レポートを読んでいると手に取るように会場の雰囲気が感じ取られ、私も参加している感覚になりました。・・・しかし、もうこうした大会も無いんだということを思うと、少し切なくもなりますね。

    さて、今回の機関誌も非常に「読みごたえ満載」でした。
    なかでも、死生観・人生哲学について語られている今回の塾長講話②は私が最も好きな講話であります。

    「我々の人生は、“魂の浄化”のためにあり、それを実現するのは“利他業”である」
    「世のため人のために尽くすーそれがすなわち人生の目的意義である」

    このお言葉を初めて読んだとき。
    地道な仕事を繰り返している自分に迷いが無くなったのを思い出します。
    仕事に打ち込んでいると、夢中で時間を忘れる時もあれば、こんなことやってて意味があるのだろうか?もっとラクしても良いのでは?と心が弱くなることもあります。

    そんな時に、『仕事に打ち込むことは、心を高めること。魂を浄化すること』という塾長の教えに心が救われたことが何度もありました。だから「仕事に打ち込み、心を高めて、経営を伸ばす」ことに、脇目も振らずに邁進することが出来ます。心豊かに、安らかに最期を迎えられるためにも、精一杯人生を頑張らねばなりません。

    さらに、塾講は今回の機関誌内で、『経営者は会社の仕事が、つまり自分の仕事がなによりも楽しくなることが経営の要諦だ』とのコメントもありました。
    おかげ様で、私は入社して12年経ちますが、会社の事業が楽しくて仕方ありませんので、その経営の要諦はクリアできているのかなと嬉しくもなりました。

    『我々の人生とは、簡単に言えば、世のため人のために尽くすためにあるのであって・・・それをするために人は生まれてきたのです。』

    私はまずは経営者として、従業のため、その家族のために頑張り続けねばなりません。
    次に種苗人として、お客様である農家さんのため、日本の農業界のために頑張ります。
    また、種苗業界の一員として、業界のためにも頑張ります。

    ここまでの自分に近い領域に関する決意は、すでに心に出来上がってはいるつもりではあります。しかし、

    地域社会に奉仕したいという精神や、
    ニッポンという国を元気にしたいという想いは自分の中ではまだまだ希薄ではあります。

    世のため、人のため、と言うのであれば、年月と共にいずれこういった社会への恩返しという観念も取り入れて行かねばならないと思います。

    『6つの精進』

    この「6つの精進」についてはこれまで教材などでも何度か見聞きしてきましたが、単なる人生訓として受け取っておりました。しかし、今回のご講話では、『魂を浄化・純化・深化させるためのもの』という位置づけで説明されております。

     『6つの精進』
    誰にも負けない努力をする
    謙虚にして驕らず
    毎日の反省
    生きていることに感謝する
    善行、利他行を積む
    感性的な悩みをしない

    あらためてこれを強く意識しながら毎日を送りたいと思います。

    以上。

  5. 機関誌「盛和塾」19号

    <経営体験発表1>
    「巨大な組織になると、原始共産主義で運営できるはずがありません」
    「大きな組織をまとめていくには、最も自分が嫌いであった権力者的なものを演じなくてはならなくなってくるのです」
    「社会は多様性があってもいいのですが、会社は多様性があってはいけないのです」
    機関誌19号を通じて、塾長がはっきり断言されている場面が多かったと思いますが、この場面も言い切られています。
    後段の経営体験発表においても、同様な問いに対してトップが強い力でもって会社を導く手法は必須であると述べられています。
    社員の個性や自主性を尊重して自由にやらせる方が経営者としては楽なのかもしれませんが、それは理想論であり、経営者は両極端の考え方を同時に正常に機能させる能力がないとだめだということです。
    高い人格をもって、強力なリーダーシップを発揮すること。ここからは逃れることができないということです。

    <塾長講話①>
    「事業を成功させるために最も大切なことは、たとえどんなに地味な仕事であっても、その仕事を継続してひたむきに働くということにつきます」
    「零細企業の方が危機感と飢餓感にさいなまれて、必死に技術開発や商品開発をして頑張って事業を拡大してたどり着くのが中堅企業」
    「中堅企業にとって大切なのは、その時に会社の目的がどう設定されているかということ」
    「経営者にとって大切なことは、たんなる経営の数字的な目的だけではなく、まさに人生とは何かということに目的を置き換えることです」
    「私が一生懸命に生きて会社を立派にし、さらに発展させることに楽しみを感じ、そこに生き甲斐を感じ、みんなが喜んでくれることが楽しいと思うように、私は自分自身の価値観を変えていきました」
    中堅企業など、まだまだほど遠い零細企業でありますが、塾長が「私は自分自身の価値観を変えていきました」と述べられていることに非常に興味を覚えました。
    当初は塾長の技術を問うための会社としてスタートしたということですが、全従業員の物心両面の幸福の追求というところまで、自分の人生の目的を考え抜かれ、自分自身の価値観を変えていかれたということにはあらためて感銘を受けました。
    自分の生き様をあらためてド真剣に考えます。

    <経営体験発表2>
    「トップが強い力でもって会社を導く手法と、社員の個性や自主性を尊重して自由にやらせる手法と、どちらが正しいのかと聞かれましたが、どちらも正しいのです」
    「二つの矛盾する両極端の考え方を同時に同一人があわせ持ち、それを正常に機能させる能力を持っている人が現在における最高の知性なのです」
    前段のお話と合わせて、リーダーシップの在り方について本当に勉強になりました。

    <塾長講話②>
    「我々の人生の目的や意義は自分自身の魂、その本質である真我の浄化、純化、深化をするためにある」
    「自分の心の中に現世で生きる目的を明確に持つと、何をするにも迷いがなくなります」
    「次のことを経営の場で実行すれば、魂の浄化や純化ができると思っています。①誰にも負けない努力をする、②謙虚にして驕らず、③毎日の反省、④生きていることに感謝する、⑤善行、利他業を積む、⑥感性的な悩みをしない」
    「私はこのような考えに至り、こういうことを始めてから私の人生も私の仕事も、私の才能とか能力を超えてすばらしく順調に推移しています」
    「一生懸命やって、従業員の人もこの会社に入ってよかった、この社長の元で働いてよかったと思われるような会社を作っていくということは、まさに宗教家が修行で得られることと同じような結果を招きます」
    塾長が上記の6つの精進を始めてから、人生も仕事もすばらしく順調に推移している。あたかも神様が手伝ってくれるように、やることなすことがうまくいく。本当に素晴らしいことがおこっている。と述べられています。
    凄い事だと思います。本当にまっすぐに信じて、感謝して精進を行うのみです。
    最近、コロナの件もあり従業員と話し合う機会が増えました。今、心から彼らがこの事務所に入ってよかった、この所長の元で働いてよかったと思われるような事務所にしたいと思っています。さらにそれが宗教家が修行で得られることと同じような結果を招くというのは本当にありがたい話だと思いますし、勇気をいただけます。

    今回も本当に勉強になり、勇気をいただきました。ありがございました。

  6. 第19回機関誌マラソン 宮畑和広

    経営体験発表 

    中川木材産業の社長に塾長がどんなムードで言われたのか分かりませんが「坊やみたいなヘアスタイルはやめてください」と言われているのが塾長を知る上で印象的でした。

    塾長講話2

    毎日座禅を組めなくても仕事の場で一生懸命努力を続ける事は人間としての修行になり、魂の浄化や純化になる。よい仕事をする事で世の中に貢献出来る。そのうえ収入も頂ける。本当にありがたい事だと思います。
    以上。今回も学びと表現の場を与えて頂き有難うございました。

  7. 機関誌19号 平成8年
    経営体験発表カワタキ川端塾生

    稲盛塾長の経営手腕を塾生から学ぶことで、より複眼的に
    考え方や手法を知ることができる、そう感じました。
    フィロソフィと会計学の両輪はまさに、川端塾生の発表に
    滲み出ています。
    アメーバは部門別採算が本体ではない。その目的の共有と浸透そして追求し続けることこそがその真髄である。
    数字を通して考え、黒字の理由、赤字の理由が即座に全員がわかるように、そしてその日のうちに
    対処ができるようにすることが経営の舵取り。
    一対一の原則を普段から、行っているのか、
    その概念がきちんと浸透しているのか。
    問いただされた気がします。
    京セラ会計学の10原則については、もう少し深堀りを自分自身してみたいと
    思います。
    そして従業員との関係性、信頼の深さ。これがあって初めて大きなチャレンジができる。
    夢を浸透させることができるのだと痛感しました。

    塾長講和
    先日の例会時で学んだ、不況が会社経営を強くする。
    ことにも通じる内容であり、乗り越えるべく障害が人や会社を強くする。
    そして自由な発想がそのエッセンスとなる。
    なんとかしよう!と心に決め、走り回ってその苦難を乗り越える。
    それが気づけば才能を開花させている場合もあるし、
    持っている才能と気づく場合もある。
    だけれども、そこで終わらせることなく、その才能は私物化しない。
    公のためにその能力を費やし、社会の為に生かす。
    それが会社経営にもつながり、社員幸福にもつながる。
    会社経営の羅針盤は変わることなく、真北を向き続ける。
    ありがとうございました。

  8. 機関紙マラソン19号
    岸克行
    ●経営体験発表
    ・川端塾生
    (株)カワタキコーポレーションについて、90年代の終わりごろにクライアントが半年出向されていたことで知りました。生協の商品サプライヤーで、表現方法の違いによる販売数量のデータを蓄積されており、個々の商品についてベストな表現方法をロジカルに設定できる手法は、当時としては素晴らしいもので、それについて熱く語っていたクライアントの人を思い起こしました。
    当時は手法についてのみに目が行き、経営者が盛和塾で取り組んでおられる内容など思いもよりませんでした。
    経営者の真摯な取り組みがベースにあってこその素晴らしいマーケティング手法で、聞けば川端塾生のお父さんは塾長が中村天風に傾倒するキッカケを作られた人です。
    手法に目が行きがちですが、ベースとなる経営への取り組みの重要さを改めて気づかされました。

    ・高橋塾生
    “社会は多様性があっても良いが、会社は多様性があってはいけない”“会社にはものカルチャーが要るのです。一つの価値観をもつ技術集団でなければ、今後の成長はありません。”
    との塾長の言葉に改めて衝撃を受けました。
    多様性を持つことはあるべきコミュニティの姿で、ダイバーシティは流行語ですらあります。私自身、ビジネスの流行語にはすべて懐疑的で、そのままホイホイ受け入れるとケガをしますよといつも警鐘をならしていますが、多様性は受け入れています。
    自由闊達でいろいろな視点で物事を見ることができるのは美点ではないかと。
    仕事に対する夢を持ち、人生の方程式で最大値を得られるように懸命に取り組むことさえ、共有しておれば、その外側についてまでモノカルチャーで同じ色に塗るのはいかがなものか。十人十色だが、揃うときは揃う。でいいのではと思いましたが、塾長の言われるモノカルチャー、一つの価値観を共有すると多様性について時代とともに会社が異なる部分もあり、再度研究したいと思いました。

    ・松村塾生
    時代に合わなくなった既存行政への戦いについて、当時塾長が取り組んでおられた行革での苦労が垣間見えるコメントでした。

    ・中川塾生
    壮絶な事業承継を乗り越えられた中川塾生。原町で一番になろうとという塾長のかつてのビジョンを、うまく切り分けてジャンルごとに一番を目指され達成されていった中川塾生の取り組みは素晴らしいものでした。
    最後に、坊ちゃんみたいなヘアスタイルはやめなさいという塾長のコメントの裏に、よくやったねという愛情あふれる気持ちが感じられて面白かったです。

    ・小林塾生
    「まかしてまかさず」含蓄がありすぎて強く心に刺さりました。

    ●塾長講和 
    創造に次ぐ創造、創造の努力を繰り返すことで京セラの今日に至っています。
    経営者の自分の欲望を事業目的に入れていたりすると、達成した瞬間に企業の成長は止まる。想像を繰り返す努力をしなくなる。危機感、飢餓感がなくなるから当然です。
    あらためて、考え方が大事。経営者の考え方次第で企業は大きく発展もし、成長が止まることもある。
    人をみるとわかりやすいが、自分は如何にというと苦しい。

    今号も大変勉強になりました、ありがとうございました。
    以上

  9. 機関誌駅伝「盛和塾19号」2020.6.22締切
    第五回全国大会経営体験発表
    カワタキコーポレーション・川端塾生
    塾長に中村天風さんのことを教えたのが川端社長のお父さんだとは驚きました。
    立派なお父様にしてこの子供ありという感じで、非常に勉強熱心な川端社長の学ぶ姿勢に感動いたしました。
    そして塾長の教えの理解の深さにも感銘を受けました。
    少し学びますと私見で塾長の教えを解説しきりな人を見受けますが、川端塾生は塾長の教えをそのままに学び理解しようとされていますので、引用されるお言葉も的確でその理解も素直な感じがいたします。
    塾長の教えに何の虚飾も加えていないという感じがするのです。
    この学ぶ姿勢をお手本にしていきたいと思います。

    株式会社パルテック・高橋塾生
    屋久島の「倒木更新」
    私はご発表を読ませていただいておりますと高橋さんと共通点が多く、塾長の高橋さんへのご指導で、「会社が大きくなるとシステマチックな運営が必要で権力者的なものを演じなければいけない」、「一つの価値観を持った技術集団でなければ今後の成長はありません」と言われておりますが、当社も大きく成長するには私もこのことを意識しなくてはいけないと改めて思わせていただきました。

    塾長講話
    二宮尊徳が大事にした道徳律の「至誠の感ずるところ天地もこれがために動く」という次元まで私はまだいけていないと思います。
    当社の事業について「誰にも負けない努力」はしてきましたが、それにあぐらを描いていると失速すると思います。
    これからもその努力を続けていく必要があると思っています。
    そのモチベーションとして「動機善なりや、私心なかりしか」、「人々のお役に立つ大義があるかどうか?」を自分で毎日確認していきたいと思います。

    また、私はこの世に生まれてきた意味、天に与えられた意味を考え、「才能を私物化しない」と捉えて、謙虚に従業員の協力を得ていきたいと思います。
    昔は、自分が頑張って来てうまく行ってきたのだから、従業員にはその方法や歴史、手法を学び取り入れてその延長線上でアイデアを出して努力をして欲しいと思っていました。
    上手く行こうとすればこのやり方に帰結するのが「言わずもがな、当然ではないか」と思っており、あまり詳しく説明していませんでした。
    私が従業員に「協力をしてくれて有り難う」とか「協力してください」と言っていたのは、その条件の上でのことだったのです。
    その意味では謙虚ではありませんでした。
    互いの考えや価値観、事業を成功させる方法論などを常に謙虚に共有し合う努力をしていくことが大事だと思いました。

  10. 今回も非常に勉強になりました!
    カワキタコーポレーション川端氏の発表に中で「やりたいと思うならやれると思うことが重要である」と塾長がおっしゃったとありましたが、私も抱いている思いが川端氏同様こうあったらいいなぁという願望ではなく期待であると共感しました。同時にこれではダメなんだと再認識できたのは大きな収穫です。またその願望を動機善なりや私心なかりしかと再び自分に問いかけ精進しなければならないと他の塾生と発表を読んで思いました。
    零細企業、特に当社のような家族経営は才能だけでなく会社自身を私物化しがちです。謙虚にして驕らず。その言葉こそ当社に最も必要な言葉なのかもしれません。
    私自身もこうなりたいと思えたのが中川木材産業の中川氏の発表です。営業部長が去り要らぬ噂を立てられ経営にも苦しい思いをされてきたにも関わらず最後には楽しくて仕方がない、また同じ仕事がしたいとおしゃっていました。思うに仕事が楽しくて仕方がないと言われるのは順風満帆で何の苦労もしてこなかった方がいいそうなのですが、このような苦しみ、辛い思いもされたのも関わらず楽しいと言われるのはとてつもない信念、強い願望を持ちミッションに挑まれた結果であろうと羨ましく思います。自身もこの次元に達せるよう邁進しなければなりません。

    書かなければならない言葉はまだまだあるのですがまとめてきれませんでした。
    今週も頑張ります!

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