機関誌マラソン第15号締切5/25正午です

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機関誌マラソン第15号

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  1. 機関紙マラソン15
    株式会社サキカワ 久保貴啓

    ●経営体験発表
    土屋公三塾生
    気持ちのいいくらい嫌味のない発表でした。文章からも伝わる素直で心の広い頭の良い方だと感じました。このような方が塾長の教えを学ばれたらこうなるのだと言う見本のようでした。特に感銘を受けたのは、社員自身の目標を尊重するという項目でした。会社で自分は何をするのか?家族の幸せはその中に見出せるのか?それを一人一人が考え納得して働くことが大事と。その目標を1年、3年、10年、定年後と想像してその目標に進むのは大事なことだと思う。当社では、従業員にそこまで突っ込み切れていないし、僕自身もそのような話をざっくりとしか持てていないように思う。
    恩田多賀雄塾生
    今の私にとって共感できることの多い発表でありましたので、とてもよく耳に残りました。でも、もしも僕が恩田さんのような状況で、塾長の言葉を恩田さんのように受け止めれるか?と考えると難しいかなぁ笑手紙すら渡す勇気もないかもしれない…塾長のコメントもストレートで揶揄されていて、おかしく話されてるのもあると思いますが、笑ってしまいました。
    西原興一郎塾生
    阪神大震災を受けてどう戦われたのか?というお話で興味深く読ませてもらいました。阪神大震災では、僕も友人を亡くしており、生き延びた友達への救援物資を運んだり手伝ったりした経験もあります。感心したのは、やはり盛和塾で学ばれている方の考え方は、どんな苦境になっても、次々と対策や次への思考がなされて生き生きしているように感じるということです。
    このコロナの状況にとても先輩塾生の対応や考え方は参考になり、僕自身も負けずになんとか乗り切ろうと励まされるばかりです。大切なのは、こんな大きな災害の中で、被害者意識を捨て、どう考えて行動するか?同自分より弱い立場を守れるのか?そして、この先どう維持していくための知恵や考え方だと思います。塾長の十二ヶ条にヒントや答えはあると信じ真っ直ぐ実行することに今僕の周りの問題にも通ずるものがあると確信します。

    ●塾長講和
    誰にも負けない努力をする
    謙虚にして驕らず
    毎日の反省
    毎日の感謝
    このところ特に意識している項目でしたので、タイムリーでした。なかなか出来ていないこともありますが、毎夜、今日一日を振り返るようにしています。そうすると自然と反省や感謝は出てきて、自分の胸の中で考えて見えてくるものもあり、ずっと続けたいと思います。そうすることで宇宙の調和が僕の中にも生まれてくるようになれば良いと思います。
    ダライ・ラマの曲があり、たまに聴きます。寝る時、考え事したい時、イライラしている時笑、ある人に勧められて聞いてみたらハマってバックミュージック的に聴いています。そうすると落ち着いたり、よく寝れたり、よくいろんな声が聞こえてきたりします。今日読んでみて、僕自身の多重構造で汚れたもの疲れたもの利己に近いものなど、徐々に剥がされて真我に近づくのかな?そんな力があの曲にあるのかな?と思ってしまいました。

  2. 盛和塾15号 ワキ製薬㈱ 脇本

    今号は、第四回の全国大会の模様について掲載されていました。発表者の皆様は、皆それぞれに塾長の言葉、教えを真剣に学ばれ、実践されてこられた素晴らしい方々だなと機関紙を読み感じました。経営者というのは皆それぞれに、悩みも苦労も持ち、そういった問題点に対して、いかに解決していくための推進力を持つのか、が問題解決への唯一の答えなのだと、改めて先輩方のご発表を拝読し感じた次第です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         
     塾長講話では、「自分」とは何か?ということについて語っておられます。読み出して早々に、「塾生の皆さんなら、当然、自分とは何か?について考えておられる」と塾長がおっしゃっていましたが、そういったことは考えたことが無かったと少し反省をしました。真我について、哲学的思考による解説をされていますが、やはり塾長らしい研究者目線でのご講話で、正直なところ、内容については全くといっていいほど理解が出来なかったのが本音です。
    真我を知るには深い修行が必要だとおっしゃっているのですが、理解できなかった点を省みると、まだまだ経験が足りないのだと反省するばかりでした。
     塾長は、真我を知るためには、「誰にも負けない努力をする」「謙虚にしておごらず」「日々の反省と感謝」「善行を積み重ねる」と書かれています。この部分を読み、前述の科学的な部分や、哲学的な部分は消失し、「あぁ、塾長いつもおっしゃっていることを日々、実践して行けば辿りつける境地なんだな」と理解できました。そのためには、やはり心を高め、経営を伸ばす、を徹底して追求していくことで、へ近づいていくのだと学びました。
     後半の塾長講評と受賞者の皆さんのコメントを拝読し、みなそれぞれに、経営者としての哲学を塾長から学んだ感謝の意と、社員の皆さんに対する感謝の意が述べられておりました。皆さんのコメントを拝読し、経営者が100人居れば100通りの哲学(考え方)がある。それは業種によっても異なるし、規模によっても異なる。ただ、共通点も見つけ出せました。その時代時代を生き抜き、成長していくために、経営者自身が苦労し、知恵を搾り出し、行動する。そして社員全員の幸せを願い、その家族も大切にする。そうすることで、社員も会社に対する愛情が生まれ、苦楽を共有してくれる、ということです。皆さん、それぞれに会社を大企業にしよう、大きくしよう、という利己的な欲は捨て去り、ただ単純に社員と社会のために、塾長の教えを実践されたことが伝わりました。経営者というのは、何かと画策する人種ですが、そういった画策を捨てて、利他の精神で、一生懸命に働くことこそが、受賞された先輩塾生の共通点であるなと感じました。
     私自身、稲盛経営賞受賞した経験はなく、盛和塾解散と同時に、今後一生、そのような機会が来ることはなくなりました。しかし、表彰されることを目的としていたら、きっと私心が勝り、会社自体がおかしくなっていくと思います。
    盛和塾がなくなった今だからこそ、塾長が常々おっしゃっていた「中小企業の経営者が立ち上がり頑張るのだ!」という思いを真摯に受け止め、日々、稲盛哲学を実践していかなければならないと感じました。
     最終ページの塾長広報室に、次のようなことが書かれておりました。
    「このような危機的な状況にあるにも関わらず、いつか自然に景気は立ち直り、円高問題も解決するだろうと、皆が静観を決め込み誰も声を上げようとさえしない。このまま何もしなければ、日本経済は再起不能になるほどの痛手を負う」とおっしゃっています。このときは円高問題ですが、現在はコロナ問題で経済が壊滅状態にあります。場面は違えど、状況は似ているなと感じ、今こそ経営者として何をするのか、ということが問われているのだなと思いました。
     次号も、また楽しく拝読させていただきます。

  3. <塾長講話: 真我に委ねれば、運命は開ける>

    いつも唱えている「心を高める、経営を伸ばす」の本当の意味が今回初めて良く解りました。

    「心を高めることで、経営を伸ばす努力をしましょう。」

    と塾長は仰っているのではなく、

    「心を高めたら、それはもう間違いなく経営は発展するに決まっているのだから、迷わず心を美しくする作業に努めなさい」

    っていう意味だったのですね。

    いやもう、目から鱗です。あらためて塾長は凄い。機関誌は面白いです。

  4. 機関誌「盛和塾」15号   【岸 克行】
    第4回盛和塾全国大会 経営体験発表
    <第1位 土屋塾生>
    若き日、図にのっていたと気づいた土屋塾生。両親からもらった名前(公三)を見つめなおすことから人生の転機を見出されました。
    1人の大工さんを現場監督、営業、そして関連会社のトップ、経営者と育てられました。慧眼であると同時に、ともに成長されようとする強靭な意思も感じました。
    会社が良くなれば従業員も良くなる。この仕組みの徹底ができています。ビジネス手帳というのも、オリジナルで作られているような気がします。当然そこには、土屋ホームのフィロソフィも書かれていることでしょう。塾長がおっしゃるように、中小企業から中堅企業になるには数字に明るいことが必要です。財務分析ができる従業員を14年かけて200名も育成されたことは素晴らしいことだと思います。コツコツ地道に取り組んでこられた土屋塾生に感嘆いたしました。

    <第2位 恩田塾生>
    14号にも登場された恩田塾生。8割を占める得意先からの取引停止宣告に倒産を覚悟されてもおかしくない状況です。以後盛和塾入塾し、第1回全国大会では勇気を振り絞り塾長に相談されました。その後も、ブラジル研修に参加され、塾長に資料を渡して食い下がっておられました。
    傑作だったのは、塾長は職場を空けてブラジルに同行する恩田塾生を随分余裕のある人と認識されており、適当な対応で終始され講評でも告白されたことです。
    多分恩田塾生もそれを感じられていたと思います。しかし、それにめげずに良い方向にとらえて会社を再建されました。“なんだ盛和塾なんて”と悪態をつくことなく、信じたことを実行していく。まさしく成功する人のパターンです。
    恩田流原点はすこし乱暴ながら、それはそれで良し、「大切なことは決めたことを一点の曇りなく切っ先鋭く物事に取り組むこと」と結んでおられます。
    これを聴くと今年の盛経塾大和で経営の原点12か条を1か条づつひも解いているのを随分無駄なことをしているのではないかという疑問が頭をよぎりませんか?
    私は、恩田塾生のような取り組みが素晴らしいのは勿論ですが、一つ一つその精神をくみ取ることは非常に重要なことだと思っています。自分も例会運営の番が回ってくる予定ですが、講釈倒れにならないことに気を付けなければなりませんね。

    <第3位 西原塾生>
    阪神大震災で西原塾生の統率ぶりをほれぼれと読み入ってしまいました。あのような大災難にありながら、まるで天空にカメラを据えて全体像を把握されているようでした。
    今回のコロナ禍は阪神大震災以上の禍で、企業倒産が相次ぎ、恐慌も予想されています。100年に一度の経済危機というのは、リーマンショックでなくコロナ禍だと、後程訂正される可能性大です。
    さて、西原塾生なら何を見据えてどのような策をお考えになるのか。機関誌を読み終えて考えてみたいと思います。

    <経営体験発表 橘塾生>
    譲受側のAさんがヒール役として登場します。当初の約束とは違い全従業員解雇するとの条件提示を受けて交渉を破断にした後に企業買収の噂を振りまかれ、従業員に説明を求められました。この時に従業員に包み隠さず話をしたところ、従業員代表から全面的に再建に協力する旨を聴き、従業員を守る決意をされています。経営者として覚醒された瞬間です。いままで逃げ出すことしか考えなかった経営者が、命がけで企業と経営者を守る決意をされてからは迷いなくハードな合理化にも取り組み、従業員も協力して乗り越えられました。
    傍目からは、合理化の成功が目に付くとは思いますが、橘塾生が経営者の使命を覚醒し、迷いなく取り組んだことが成功要因です。

    <塾長講和>
    成功への4つの法則。
    ①誰にも負けない努力をする
    ②謙虚にして奢らず
    ③毎日反省する
    ④毎日の感謝
    そして「善行を積む。」
    真我を知るには修行がいるが、仕事そのものが修行である。
    感情・感覚のレベルで心配し心を煩わし、不平不満や猜疑心は心を曇らすのみである。
    私の場合は、毎日の反省どころか30分おきに「しまった!傲慢なことを言ってしまった!」と冷や汗かいてフォローしなければいけません。口にしてすぐに気づくだけ成長したのかも知れませんが、まだまだ。まだまだ。まだまだ。
    以上

  5. 第15回 機関誌マラソン 宮畑和広

    塾長講話

    前半は私には分かりませんでした。しかし後半の「心的修練、修行がいります。」しかし「そのような暇はありません。」しかし「ところが、実はその仕事が私たちの修行の場なのです。」とは大変元気になれます。収入を得ながら人間として修業が出来るなんてなんと有難い。考え方の違いで随分得した気持ちになれると思いました。
    「人並みに働いて人並み以上の成果をあげようなんてそれは虫がよすぎますよ」この部分ですが当然、私もこんな虫のよい考えは毛頭まりません。しかし私の会社内だけでみれば1番良い給料をもらい、1番大きな権限をもらっている以上は社員たちと同じように働いていては当然、組織は機能しなくなります。とくに機材が近代化された今、長年の経験と勘だけではとうてい社員を使う事は出来ません。先ず、機材もしっかり勉強して社員たちが出してくる稟議書をきちんと判断出来ねばなりません。そして考え方も常に鍛えてなければ社員たちの悩みを聞いてあげたり指南する事も出来ません。その為、塾長の本を何度も読んだり盛経塾で学んだりさせて頂いております。その為、そもそもの学力の弱い私はそれを少しでも克服する為に社員たちの誰よりもたくさん仕事に従事する時間を持つようにして能力を高めようとしております。当然、長時間労働など今時、美徳でもなんでもない。
    しかし一応、経営側で労働基準法が及ばないと思われる私はそうしたいと思います。ただ社員にはけして嫌味に映らないよう楽しく働いてます。
    以上 今回も有難うございました。

  6. 機関誌「盛和塾」15号

    <経営体験発表>
    土屋塾生が、14年間かけて財務分析能力を持った社員を200名育成し、それぞれの地域で独立採算制を追求し、財務内容を分析し、社員全員でその実態を究明していくという制度を作られたというのは正直凄いと思いました。
    塾長も言われていますが、財務的な管理ができ、数値に明るいことが中堅企業へと発展していくためには絶対に欠かせないということですが、図面しか見たことがない、営業しか経験のない、あるい現場しか知らない社員を、膨大なテキストと時間を使いここまで育成するというのは、社長自身がそれ以上に財務を勉強されているということで、本当に「誰にも負けない努力」をされているのだなと痛感致しました。
    また、塾長が「謙虚にして驕らず」「毎日の反省」を今後の注意として講評されていること、特に「毎日の反省」の大切さを述べられていることで、あらためてその重要性に気づかせていただきました。

    恩田塾生に対する塾長コメントで、「大切なことは、決めたことを純粋に信じ込んで、一点の曇りもなく切っ先鋭く物事に取り組むことなのです。」とありましたが、恩田塾生の凄みはこの信じたことを純粋に徹底的にやりぬかれていることだと感じました。単純な様で1番難しいことだと思いますが、結果を出すには結局これに尽きるということなのでしょう。

    西原塾生の、最も大事なのは「こんなひどい災害に遭ったのだから、援助していただいて当たり前という当然感の払拭」であると述べられているのは強く印象に残りました。
    「再建は自分たちの手でやり抜くのだ。助けて助けてといくら言っても、天からお金や欲しいものが降ってくるわけがない。自らの努力と働きで手に入れよう」という気持ちが、勝負の分かれ目かなと強く思いました。

    やはり1位から3位にはいられた皆さんの圧倒的な努力、「誰にも負けない努力」とはこういうものだということを教えていただいたと思います。

    <塾長講話・心を高めていくと真我に近づき運命は好転する>
    「自分(我)とは何なのかが分かるということが心眼が開くということ。」
    「心眼が開くと、事業にしても人生にしてもすべてのことがたいへん順調に展開していく。」
    「宇宙にはすべてのものを素晴らしい方向に動かす、すばらしい方向に成長・発展させるという意識がある。そのようにすべてのものがうまくいくように動かしていく宇宙の意思、それが実は真我である。」
    「真我がこの世に出てくるときに、その真我にカルマという業ががかぶさって出てくる。」
    「真我にはカルマという業がくっついているため、その業に応じて私たちの現在の人生の運命が決まってくる。」
    「真我を知るには修業がいる。」
    「実は仕事が私たちの修業の場である。」
    「誰にも負けない努力というのは、脇目もふらずに修行するということと一緒である。結局、仕事の場を通じて修行をしているということである。」
    「誰にも負けない努力をする。謙虚にして驕らず。毎日の反省。毎日の感謝。」
    「努力をし、真我の力を信じて、真我の力を握れば、それはまさに進歩・発展をしながら宇宙とも調和し、社会とも調和し、従業員とも調和し、お客さんとも調和し、あなたの会社は発展するに決まっている。」
    「心を高める、経営を伸ばすということを実行し、心を美しくしていくという作業ができあがるにつれて、自然に真我に近づいていき、運命は好転していく。」

    今号のテーマは、誰にも負けない努力をしなさい。真我に気持ちを委ねて、いっさいの取り越し苦労をしないで一生懸命に働きなさい。それが修行であるということ。ということだと思いました。

    謙虚にして驕らず、毎日反省して、感謝して、利他の心でひたすら努力すれば心が美しくなり、真我に近づき、宇宙と調和し、宇宙の意思にしたがってすべてがうまくいくということ。

    ありがとうございました。

  7. [盛和塾]15
     真我に委ねれば運命は開ける(28頁から)

    魂の奥の方に真我というものがあるということです。
    真我を実感し真我を体験するためには修行がいります。

    経営者が成功するためには次の四つが必要とされています。

    まず「誰にも負けない努力をする」ことです。
    これは経営者にとって一番大切なことです。

    次に「謙虚にして驕らず」ということで、
    成功に酔って傲慢になると必ず失敗に導きます

    3番目は「毎日の反省」です。
    我々が持っている理性で反省し、
    利己心を追い出して利他の心を芽生えさせます。

    次に「毎日の感謝」です。
    感謝のある人生は幸せです。

    幸せを感じる心が感謝を生むのです、
    さらに「善行を積む」ことが大切です。

    そのうえに「感覚や感情に伴う悩みや心配ごとをいっさいしない」ということが必要です。

     私自身の人生を振り返ってみても、無心で一生懸命取り組んでいる時はたいていそののことが成就しました。

     しかし、あれこれ思い煩いできないことよくないことを考えていると、その通り失敗しました。

     経済のせいにしたり、人のせいにしたり、というのが典型的な失敗の原因でしょう。

     自分の周辺で起こる現象はすべて自分の心の反映と申せましょう。

     「成功への4つの法則」

     言うは易し、行うは難しですが、真我に委ねる心で日々精進したいものです。

         r2.5.24  福岡 英一

  8. 世界大会1位の土屋塾生の発表からは、社員全員の小さな目標設定ひとつひとつが集まると大きな目標となり、遠くに見えていたものも、あっという間に近づけることができる最短ルートなのだと学びました。
    いまでも東証2部でしっかりと、利益10%超えをなされておられるのは、その力の継続なのだと思います。

    橘塾生の発表にも見受けられた理念の共有化による、大きなステップアップ。当時のパーライトと呼ばれる資材だけでなく、時代に合わせた新商品の開発は、社長1人ではなく、社員全員の知恵の総和だと拝見して感じました。そのイズムができると、小さな小川も大海に繋がる。そのようなイメージがみえました。
    盛和塾での学びは、塾長からだけでなく、塾生から大いに受け取ることができると感じた機関紙でした。ありがとうございました。

    また世界大会の様子では、塾長の元気に経営相談される姿があり、微笑ましく見させて頂きました。

  9. 今回の発表は心のあり方について書かれているように感じました。
    塾長からのコメントからもその点を評価されていたように感じます。
    特に大日本印章の村松氏の発表は初めは野望のような前に勤められていた会社に対する恨みをバネにご自身の企業を成長させたが、驕りのような心が出たが故に急転落し、その後心を新たに改心されて急成長されている例は「謙虚にして驕らず、さらに努力を」
    という塾長の言葉がすんなりと私に染み込んでいく印象を覚えました。
    今の現状は過去の心の状態が表している。経営者に携わるもの、トップに立つものは
    つねに心を清く、美しく、高く、持たなければならないと思いました。

    機関紙に出てくる皆様の表情はとても明るくハツラツとしていますね!
    「つねに明るく前向きに。」表情からもこの12カ条の一つを確実に実践されているんだなと思います。自身も早くあの表情になれたらいいなぁ

  10. 機関誌駅伝「盛和塾15号」2020.5.25締切
    盛和塾全国大会
    (株)土屋ホーム・土屋さんのご発表
    ご自身の独立から親にまで勘当され、大変苦労をされた中でご自身の名前に自らの使命や公共心が含まれていることに気づかれました。
     私はこれまで盛和塾で学ばせていただいている中で、経営体験発表を聞くと時折感じることがあるのですが、経営者は時に天から試練を与えられ悩み苦しみます。  
    しかし、その答えに気づいて努力を始めた時からその苦境が大きく改善していきます。
     それは遺伝子に含まれている自分の先祖から脈々と引き継いだ特徴や才能とでも言いましょうか、それが経営者本人に備わっているそれら才能を使った使命が与えられている様に思うのです。
     経営者の性格、好き嫌い、興味の矛先、才能がありますが、本人がその一部を知っているに過ぎず、ご先祖が苦労して遺伝子にまで書き込んだそれらの才能を使って、世の中のために役立つことができる様になっている。
    それを天がその人に気づかせようと試練を与えるのではないかということです。
    だから悩んだら先祖や両親のことを良く思い出してみるのが大事で、どこかの先生に聞く前に、そこに答えがちゃんとあると思うのです。
     さて、土屋さんですが、まさにその様な天の試練を受けて本当の使命に気づかれたということですが、私も今のコロナもそうですが苦難が訪れるたびに前向きに受け止めていくことで、利己から利他に向けての多くの気づきをいただいていると感じます。
     逃げずに、腐らずに前向きに捉えていくことが大事だと感じました。
     それから土屋さんの凄いのは自分だけの気づきに終わらせず、大工さんだった社員にあれこれ挑戦させてあげて才能を開花させその人の使命に気づかせてあげた李、多くの社員に財務諸表が読める様にしてあげたことだと思います。
     「人に良かれし」という慈愛も大きな利他の波紋を起こしていくのだと思いました。
    見習いたいと思います。

    出戸水栓(株)恩田さんのご発表
    恩田さんは本当に純粋で塾長に付き纏うくらいで、塾長も大変だったと思いますがその強い思いで塾長の指導から多くを得ていかれます。
     折角貴重な時間とお金をかけてセミナーなどに参加しているのに人の話が「たいした事なかった」とか「期待外れだった」とかいう人がいますが、そうではなくて受け取る側の心のあり方がいかに大事かということを教えてもらいました。
     その意味で人の話を真摯に傾聴する事の難しさも自覚しておかなければいけないと思いました。
     それから屋台を押す勇気を恩田さんに伝えてくれた奥様の内助の功も忘れてはならないと思いました。

    兵庫三菱自動車販売(株)西原さんのご発表
     塾長がコメントされている様に自主独立の精神で大震災から立ち直るリーダーシップは見事だと思いました。
     大きな会社はそれはそれで多くの社員や関係先がありますので、その重圧は私の想像を絶します。
     新入社員の採用を約束どおり実行されるなど、人と人との信頼関係を大事にされて立派だと思います。
     一方でそれまでの財務体質とキャッシュが大事になるかと思います。
     日頃からの備えがこういう危機にはダイレクトに試されると思いました。

    (塾長講話)
     精神世界と物質世界がリンクしていて宇宙と繋がっているということをこの時代の塾長は繰り返し紐解かれている様です。
     真我に到達するには厳しい修行がいるということで、それが仕事であり立派な仕事をした人は誰にも負けない努力をしたということをお話しになっておられます。
     これをその様なことを全く知らない社員に伝えようとしますと、それは社長や稲盛さんの主観でしょう?といった感じでキョトンとします。
     余程精神世界や宗教、哲学に興味がないと理解させるのは難しいと思います。
     昔は社会道徳の中にこの様なものは溶け込んで、多くの素晴らしい格言とともに共有されていました。
     今の教育はこの価値観、思想、哲学を恐るあまり、人が人生で多くの決断をする上で一番大事なものにもかかわらずなおざりにされております。
     これは浅学で小さな会社の社長の私の話では稚拙であるのと説得力が足りませんので、塾長の言葉をそのままお借りして伝えていくしかありません。
     私としましては社員にせめて立派な人になりたい、社会のお役に立つ人間になりたいと思ってもらえる様に自分がお手本となることと、様々な学ぶ機会を設けてそう思ってもらえる様に頑張りたいと思います。

    (株)指宿ロイヤルホテル・有村さんのご発表
     「自分に起こることは全て自分の心の裏返し」、「自分の心が開いて大義名分がハッキリすると道が開てくる」というこの2つの塾長のお言葉がとても大事だと思いました。
     今までの自分に当てはめて思い返しておりましたら、「大義名分」がないことは確かに自分自身燃えることは出来ていませんでした。
     有村さんはご主人を亡くされて大変苦労をされましたが、昨年ご訪問した際にも亡きご主人の夢を実現しようとされていたと伺いましたし、「有村というこんな素晴らしい人がいたんだということを世の中に知って欲しかった」と仰っておりました。
    お綺麗で皆さんに慕われる有村社長に、今も尚この様に言わしめるご主人に会って見たくなりましたし、何より男冥利に尽きると思いました。

    大日本印章(株)村松さんのご発表
     とても才能のある方だと思いました。
     ですが浮き沈みが激しい方だった様で、その辺は塾長のご指導でりたの精神の大事さに気づかれて、それから変わられました。
     悩んでも答えが見つからないことに対して、ご指導いただけるのは目から鱗でとっても有難いことだと思います。
     それから従業員が本気になってくれるというのは生半可なことではないと思いました。
     一度信用を失くしてしまった村松さんは、信頼してもらうまで3年かかったそうですが、本気になられて利他の精神に目覚められたことで塾長のお墨付きをもらわれ、その後も大きな発展をされたことと想像します。
     このご発表のやりとりは正に盛和塾の醍醐味ですね。
     それから利己が強くてエネルギッシュ、向こう行きが強くて人に使われないし人も使えない人が、利他に目覚めると人に使われる事も人を使う事も出来るようになるというご指導も大変納得できました。

    東邦レオ(株)橘さんのご発表
     損得で儲けることが目的化してしまっていた会社の理念を、社会や社員のために置き換えて「どんな会社にしたいか」を一緒になって考えていかれたのが良かったと思います。
     それも社員さんが「社長は本気で改革するつもりなんだ」と思うまで粘って計画を立案する作業を継続されたこと、その結果、会社は自分たちの会社という感覚がなかった社員さんが「自分たちの会社」なんだと思えたことで、そんな会社にしたいかを考えてくれる様になったのだと思います。
     社長も本気にならなければいけませんが、社員も本気になってもらわなければ計画を上回るほどの成長は望めなかったと思います。

    (株)ヒューテック・平田さんのご発表
     塾長は不況を乗り切る施策の一つに「新製品の開発」ということを挙げておられます。
     正に会社の創業や基盤づくりをしてくれたり、苦境に陥った時の復活を後押ししてくれるのも新製品という場面が、多くの経営体験発表のなかに良く出てきている様に思います。
     ヒューテックさんの場合も新製品開発が会社の成長に大きく寄与されています。

     そんなわけでコロナ不況の現在、私は絶対に新製品を開発してやろうと誓って研究しております。

    (塾長の経済界の方々への提言)
     塾長のKDDIの設立の動機もそうでしたが、国民の生活を心配されている塾長に感動しました。
    日本の経済界への提言も採算の合わないものや利幅の薄いものの輸出を戒められております。
    これを実行出来なかった結果、歴史を知る私たちはデフレが長期に続き、産業の空洞化も進んで、マスクや多くの部品が海外製のために手に入らないということを経験しています。
    もっと、経営者みんなで日本の国のことや国民のこと、そして地球環境や世界の人々のことにプラスになる様なことを、小さなことからでもいいので取り組んでいくことの必要性を実感しました。

    最後に盛和塾の諸先輩たちがこの様に事細かに記録を残してくださったことを今回改めて自覚できました。
    本当に丁寧に記録を残されておりますが、編集される方々もそれだけ塾長の教えの素晴らしさと盛和塾生の学ぶ姿、ソウルメイトとしての絆の素晴らしさに感動されて残していかなくてはいけないという使命感を持たれていたからではないでしょうか。
    おかげ様で、私たちは学ぶことが出来るということを肝に銘じて学ばせて頂こうと改めて思いました。
    今回も多くの気づきを有り難うございました。

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