-終了- 2024/12/20 実践経営者道場≪大和≫第39回自主例会 -大慾清浄-

第39回自主例会 -大慾清浄-

《高瀬塾生プロフィール》
創業は明治後期の1890年。戦後に高瀬塾生の祖父兄弟が会社設立され、2024年8月に設立77周年を迎えた、ナント種苗株式会社。野菜や果実の品種改良を行い、その趣旨を生産し、全国そして世界の農産地に卸しておら
れ、世界最高峰の糖度を持つスイカをはじめ、トマト、メロン、南瓜、大根、ほうれん草など、ユニークでオリジナリティのある野菜や果物の品種改良を行う種苗メーカーです。
現在、高瀬塾生は、７つ年上の『はとこ』である社長と共に、専務取締役として会社経営に従事しておられます。
大学卒業後、武者小路実篤著『人生論』に出逢い、死生観に触れたことがきっかけで米国へ留学。
帰国後は、女子プロレス団体への就職、大手テレビ局の関連会社で働いた後、MBAを取得して起業を目指すなど、異例の経歴を持ち合わせ、同社に16年前に入社されました。
その後、2016年、盛和塾大和（ヤマト）に入塾、現在も盛経塾大和の塾生として日々学んでおられます。
入社2年目に企業理念を策定したわずか1年後に、悲願であった年商10億円を突破。入塾後はフィロソフィを愚直に実践することで会社の業績は堅調に右肩上がりに推移していきます。しかし、会社の成長とは裏腹に、若手社員の目の輝きが失われ、次々に離職。「若者が辞めるカイシャ、若者が病んでしまうカイシャ」という現実を目の当たりにすることになります。
『身の回りで起こっている現象はすべて自分の心の反映であり、原因は全て自分にある』　稲盛塾長の教えに立ち返り、まずは自分自身の心をベースとした経営の在り方にド真剣に向き合うと同時に、共に働く仲間の想いを第一に考えた社風、働きがいが見出せるような組織改革、仲間の心に向き合いながら、共に幸せになるための人事制度の構築に力を注がれておられます。

そして2042年には売り上げ50億円、その先の未来は100億円企業を目指すまでに成長する中で、仲間と共に高める自社の永続的発展観、大慾について熟考される機会に立たれておられます。
継承するファミリービジネスと、これまでの素晴らしい取り組み、また、更なる高みを目指すこれからについてご発表いただきます。