機関誌69号 締切6/21正午

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埇田弘之
埇田弘之(@zrscpueyc9ptnqes9o5a)
2021年5月31日 4:21 PM

機関誌「盛和塾」69号
 
<塾長理念・謙虚なリーダーとなる>
「権力や支配力を持つと、往々にして人間のモラルは低下し、傲岸不遜になってしまいます。このようなリーダーの下では、集団はたとえ一時的に成功したとしても、長い間にわたって成長発展していくことはできず、いつかメンバー相互の協力も得られなくなってしまうのです」「常に謙虚なリーダーだけが、協調性のある集団を築き、その集団を調和のとれた永続する成功に導くことができるのです
本当に少し油断すると、突如として“傲岸”が顔を出します。決して傲岸不遜な人間ではないと思いますが、調子が良いときなどは気づかずに出ていることがあると思います。また、まわりにもそのような人を見かけることもあります。一時的には成功しても、いつしかまわりの協力を得られなくなるというのは耳が痛いです。常に“謙虚であれ”と自分に問い続ける習慣を身につけたいと思います。
 
<塾長講和・西郷南洲に学ぶ克己心>
遺訓六、人材の登用と使い方
「人を登用する場合、才能よりもその人物を見て登用しなさいということを、私は何回も皆さんに申し上げています」「君子とは、一般的には素晴らしい徳を持ち、人から信望を受けられる人のことを言います」「人柄も良く、人から信頼されるに値する人間性を持っているという意味です」「小人とは、才能の面ではたいへん優れているが、人間的な修練の未熟な人、人間ができていない人だと解釈してもよいと思います」「素晴らしい徳を備え、人望のある人を重要視しなければならない。これは経営の要諦です。しかし、そればかり求めたのではいけない」「そういう君子は非常に少なく、人間のできていない小人の方がはるかに多いからです」「そのような人を使わないで大きな仕事をしていくことはできません。人物ができていない人の欠点を見抜いた上で、その人が持っている長所、能力を組織内でどう活用するのかを考えることも、我々トップの大切な仕事だと思います」「その役立ちに報いるのには報酬しかありません。役職で報いることをしてはならないのです」「リーダーの人物、人柄によってチームのカラーが決まっていきますから、リーダーを決めることは非常に重要なわけです」「サッカーでも能力のある者には、報酬で報いていく。そして、チームを引っ張っていくチームリーダーには、サッカーの試合での才能は若干落ちるとしても、人間ができている人を置き、チームをまとめていくようにしなければ、チームは壊れてしまうのです」
素晴らしいお話しだと思いました。塾長はよく“人物本位”だと繰り返し述べられています。しかし、そればかり求めたのではいけないというだけでなく、そのような人を使わないで大きな仕事をしていくことはできないとまで断言されています。そして、人物ができていない人の欠点を見抜いた上で、その人が持っている長所、能力を組織内でどう活用するのかを考えることが大切であり、報酬で報い、役職で報いてはいけないと、まさに経営の要諦を述べていただいていると思います。人物ができていない人をいかに使いこなすか、自分への課題だと考えました。
遺訓七、策謀策略をめぐらせたものは必ず失敗する
「西郷は、策謀をめぐらせて目的を達成してはならない。手段は選ばなければならない。真正直に誠を尽くしてやっていかなければならないと言っています」「行き詰った時、内心ではよくないと思っているのに屁理屈をつけて実行してしまうことは決してよくありません」「行き詰ったからとか、事の大小で判断するのではなく、正しい道を踏み、誠を尽くして仕事をしていかなければならないのです」「誰も最初から大きな策略は用いません。小さな、わずかなものです。それがだんだんと大きくなってしまう。これは我々経営をする人間にとってたいへん大事なことです。心しなければならないと思います」
“これ位ならいいか”が命取りになるということだと思いました。内心ではよくないと思っているのに屁理屈をつけて実行してしまうこと、自分に妥協しては決していけないということ。事の大小で判断するのではなく、常に正しい道を踏み、誠を尽くして仕事をしていかなければならないということ。肝に銘じます。
「遺訓二十、至誠の人を要所に配してはじめて制度は機能する」
理念、制度、いろいろなものをつくっても、それを説く人が立派な人でなければ、それを実行することは難しい。つまり、皆さんのところにいる中堅幹部の人たちが立派な人物でなければ、その理念や制度は実行されないのです」「ですから、企業の要所要所に立派な人物を配置していなければなりません。本当の人材とは、誠を持っている人、至誠の人、裏表がなく誠実さを持っている人です」「ルールをつくり、いくらそれを守らせようとしても、決して不正行為はなくならないと思います。ルールではなく、人の心に焦点を当て、立派な人格者を配置することによって、そのような問題は解決するはずです
私のような小さな事務所では、まさに私自身が立派な人、至誠の人にならなければならない。そうでなければ、どのような立派なことを言い、立派なルールを作っても誰も守らないということです。身につまされます。
「遺訓二十一、経営者は自分に打ち克たなければならない」
「遺訓二十一は、今日集まっていらっしゃる盛和塾の皆さんにとって一番大事なことではないかと思います」「人間というものは、いくら自分自身を戒めて、自分を見失わないようにしようと思っても、環境がそれを許さないのです」「成功すればするほど自分を律するのは、大変な努力がいるのです」「敬天愛人という道を踏み行っていくには、自分自身の心を修養しなければならない。自分の身を修めるには克己をもって終始する。克己というものを私なりに表現すれば、自分自身に打ち克つ、自分自身を抑えつけるということになります」「克己とは、自分に打ち克つこと、心の中に常に沸き起こってくる煩悩、特に三毒を自分の意志の力で抑えつけることです」「己に克つ、つまり自分を甘やかしてはなりません。仕事を始めて七つ、八つまで成し遂げる人は多いけれども、あとの二つ、三つを成し遂げる人は非常に少ない。それはまさに自分に負けるからなのです」「成功している人にとって、これはたいへん大事な教訓だろうと思います」
人間というものは、いくら自分自身を戒めて、自分を見失わないようにしようと思っても、環境がそれを許さない。成功すればするほど自分を律するのは、大変な努力がいる。それを克服するには克己しかない。克己とは、心の中に常に沸き起こってくる煩悩、特に三毒を自分の意志の力で抑えつけることである。つまり自分を甘やかしてはいけないということである。非常に含蓄のある言葉だと思い、心に留めたいと思います。
遺訓二十二、常日頃からの心構えがなければ、己に克つことはできない
「「自分を抑えるということは、頭ではわかっているだけではなく、常日頃、どんなことに対しても己の欲望や邪念を抑える訓練、つまり心構えをしておかなければならないのです」「自分の性格、つまり我がものにまでなっていなければ、いざという時、自分を抑えようと思っても抑えられるものではない」「かねてから自分を抑える努力、欲望を抑えるトレーニングをしていなければならないのです」「人間というものは非常にいい加減なもので、ちょっとやそっとで性格を変えることはできません。大変な努力をしても少ししか性格を変えていくことができないのです」「また人間は、自分ひとりだけで自分自身の性格を変えていくことは難しいのですが、集団で学んで、みんながそういうことをやり出せば、自分もつられて勉強し、少しずつ自分を変えていくことができます」「西郷南洲の言葉を使えば、それがその人の気象にまでなっている、そこまでになれば、もう失敗し、没落することはないはずです
まさにちょっとやそっとの努力で性格など変えることはできないということは痛感しています。ですから塾長も、盛和塾の例会での学びや、機関誌、過去のビデオを通じて学ぶことは有効で、常にそうした地味な努力こそが大切と仰られています。この機関誌マラソンでの勉強も、まさに自分の性格を変えるための大切な学びとして、引き続き積極的に取り組んでいきたいと思います。
 
<稲盛塾長夜話・塾長例会二次会問答>
やはり、社長に惚れこんで、ついてきてくれる人間をつくらなければならないのです」「惚れてもらうためには、おのれを愛していたのでは誰も惚れてくれません。おのれを無くして、自己犠牲を払って社員のことを考えてあげるから、みんなが惚れこんでくれるのです。そのことが非常に大事なのです」
塾長も、中堅中小企業の頃、社員に辞められて、まるで恋人に振られた時と同じような気持ちになった、ここを辞めてよそへ行きますと言われた時の寂しさを何回も経験されたとのことです。だからこその“惚れさせんかよ”だと思いました。そして、惚れてもらうためには、おのれを無くして社員のことを考えることが何よりも大切であるということです。本当に塾長から勇気をいただき、勉強をさせて頂いています。
 
<われ虚心に経営を語る・有限会社カインド 田中社長>
「妥協して育ててこられたからこそ、社員たちも居着いているのです。そういう人たちに盛和塾で学んだフィロソフィをガンガン押しつけていったのでは、ついてこないと思います」「もう少し気長に時間をかけて、社員連中とコンパの席や色々な機会を使って、膝つき合わせて話をしていくことが大切です。その人たちが変わってくれるのを待つべきだろうと思います」「理想は、フィロソフィが必要だということを社員と共有し、一丸になって進んでいくことです。しかし会社の規模、社員のレベルから言って、みんながそれを100%共有することは不可能に近いのです」「登るべき頂はここだということを知ったうえで、そこへ社員を誘導して連れていかなければならないのです」「あなたが思っているよう理想には、ほど遠いかもしれませんが、それでも何とか頑張ってくれている人たちを大事にしながら、じっくり時間をかけて導いていってください
これもまた、非常に勉強になり、参考になるお話しです。塾長から“盛和塾で学んだフィロソフィをガンガン押しつけていったのではついてこないと思います”というお言葉があったのは意外な感じがしました。“理想は、フィロソフィが必要だということを社員と共有し、一丸になって進んでいくことであるが、会社の規模、社員のレベルから言って、みんながそれを100%共有することは不可能に近い、何とか頑張ってくれている人たちを大事にしながら、じっくり時間をかけて導いくことが大切である”
本当に勉強させていただきました。
 
<塾長広報室>
「ただ最近は少し心配もしている。ライブドアや楽天などはトップが豊かな時代に育ったせいか、自我丸出しに見える。カネをもうけたい、会社を大きくしたい、という欲望だけでは人がついてこない」「重要なのは、日本人が自然と尊敬される民族になることだ」「多角化のための買収が増えているが、ライブドアや楽天のような強引な方法はほめられたものではない。買収される側の株主や経営者、従業員がいいことだと賛成しないと意味がない。互いの相乗効果で一段と強くなるためであって、力ずくではうまくいかない」「会社を立派にしたいと考えても人間としての正しい道を踏み外してはいけない。一時的に成功しても必ず社会からしっぺ返しがある」「経営者は新しい展開を考えることが大切だ。無理だと思う経営者もいるかもしれないが、現状を変えることがスタートになる」
当時日の出の勢いであったライブドアや楽天に対する塾長のお考えが伺われ興味深く読ませていただきました。やはり、手段を選ばないやり方では、一時的に成功しても必ず社会から必ずしっぺ返しがあるということ。今後日本にとって重要なことは、日本人が自然と尊敬される民族になることであるのに、それとは真逆の自我丸出しの考え方であるということ。100%塾長の考えに同意いたします。
 
<私の好きな言葉・村田兆治>
人生は先発完投」「人は誰でも人生という大切なマウンドに立っている。簡単に降板するわけにはいかない。力の限りを尽くして、幸せな人生を築いてほしいという私からのエールだ」「逆境にあっても決して負けない。うまくいかないときは自分自身が試されているのだと思って、困難に立ち向かっていくことが大切だ」「どんな悩みや苦しみも、当人にとっては、とてつもなく大きな壁に見えるものだが、ぜひ、真正面からぶつかっていただきたい
たいへんな苦労人であった村田兆治さんの言葉だけに感動するものがあります。“人は誰でも人生という大切なマウンドに立っている。簡単に降板するわけにはいかない”本当に良い言葉だと思います。
 
今号もリーダーとしての心構え、リーダーたる人物・人格についての内容を中心に、たいへん学びの多い内容でした。ありがとうございました。

仲本博昭
仲本博昭(@36l1amcndo0yxvur6zu1)
2021年5月31日 6:21 PM

機関誌 盛和塾 第69号 【 仲本 博昭 】
 
『塾長理念』【謙虚なリーダーとなる】
 私は今まで生きてきたなかで、失敗をした多くの人を見てきました。そのほとんどの方が謙虚さをなくし、傲岸不遜になってしまった人だったように思います。私も学生時代には、何かというと人を集め自分がいきたい方向にみんなを誘導していたように思います。しかし、二十歳ぐらいになって、個を大事にしないといけないということに気づき、人を尊重することの大事さを知りました。それからは、謙虚であらねばならない、実るほど頭を垂れる稲穂かな、これを意識しながらやってきましたが、まだまだ反省することが多く、これからも精進していかないといけないと思っています。従業員のみなさんと共に謙虚さを忘れない協調性のある集団、クーバルをつくってまいります。
 
『塾長講和』【西郷南洲に学ぶ】
 人材の登用と使い方、君子と小人、君子は素晴らしい徳を持ち、人から信望を受けられる人、小人とは、才能の面では優れているが、人間的な修練が未熟な人、君子は少なく小人が多い、その人物ができていない人の欠点を見抜いた上で、その人が持っている長所、能力を組織内でどう活用するのかを考え活用し、決して小人をトップに立ててはならない、リーダーには心が伴っていなければならない、サッカーの例えはわかりやすかったです。
・正しい道をふんで行うことは、目の前では回り道をしているようであるが、先に行けばかえって成功は早いものである
・人こそ第一の宝であって、自分がそういう立派な人物になるよう心がけるのが何より大事なことである
・常に自分にうち克って、人が見ていないときも聞いていないときも自分を慎み戒めることが大事なことだ
・かねて精神を奮い起こして自分にうち克つ修行をしていなくてはならない
 
『経営の研究』【塾長例会二次会問答】
 弊社でも十何年か前、結婚をするからと辞めていった従業員がいます。その時のことは今でも忘れられません。その従業員はクーバルを辞め、ダイハツ工業さんの契約社員になったのです。安心して一生を託すことができる会社、将来に夢と希望が持てる会社にしたいと強烈に思いました。
 
最近、強く感じることがあります。それは、やはり従業員のみなさんともっと話す機会を増やさないといけない、直に話すことで人間関係ができていくのだ、当たり前のことが少しおろそかにしてしまっていたと反省しています。
 
私も近い将来、このクーバルを定年退職した人に、「クーバルで働けて良かった」と言っていただけるように精一杯尽くしてまいります。
 
『田中安隆様』有限会社カインド
 田中さんは行動力のある人ですね。テレビで見た東京のリサイクルショップ、住所を調べてオーナーさんと会い、その翌日には退職願を提出し、三ヵ月後には会社を辞め、本当にお店をオープンさせてしまいます。しかも27歳という若さで、いや若いからできたのかもしれませんが、すごいことです。田中さんの経営体験を知ることで、勇気と可能性を感じることができました。それと同時に、改めて考え方の大切さと、人は変われるんだということを教えていただきました。ありがとうございます。
 
『奥 義昭様』栄運輸株式会社
 昔の労働争議は非情に過激で、死者や負傷者が数多く出たということを聞いたことがあります。そんななかでの全面過失による死亡事故、想像を絶する地獄絵図が想像されます。そこから逃げず再再建を果たされた奥さん、尊敬します。
 
 私も以前、昭和23年創業の東大阪の倉庫・運送会社に勤めていた時、50年以上も死亡事故がなかったのに、ある年の4月26日に京都で、その翌月の5月6日には阪奈道路で死亡事故が起きてしまいました。どちらの事故も、相手側の不可抗力ということもあって、従業員が大罪には問われることはなかったのですが、二人の尊い命が断たれたことに違いはありません。
 
 4月26日夕刻、京都府内の商店街の信号のある交差点で、勤めていた会社の2tトラックが先頭から2番目の位置で、右折車線で信号待ちをしていました。矢印信号が右折を指して右折を開始して、曲がりきったところでアクセルを踏み込んだ瞬間に、右側で信号待ちをしている車両の間から、小学一年生の男の子が飛び出してきて、トラックの右前方の一番かたい角と、その男の子の額がぶつかるという事故でした。
 
 私はそのころ彼の所属する営業所で事務作業をしていたのですが、事故の一報が入りすぐに病院へ向かいました。病院に到着し事故を起こした従業員を見つけ、声をかけたのですが目はうつろ、今にも泣きだしそうな顔で、「あの子とぶつかる瞬間目が合ったんです」と言うのです。その後、会社の役員や上司が病院に駆けつけ、被害者のご家族にお詫びをし、男の子の容態を見守っていましたが、途中から血圧が下がりはじめ、30を切ったところで、役員の一人から「仲本君、O君を家まで送ってやってくれ」と言われました。家まで送っていったのですが、やはり心配でどうしようかと思っていた時に、彼が「仲本さん、朝まで一緒にいてもらってもいいですか」と言われ、なんだか救われた気がしました。
 
 朝になって、会社に8時に来るように約束をし、彼のご家族に挨拶をして、一旦自宅に戻って風呂に入って着替えて会社に向かいました。彼は8時になっても会社に来ません。私はもの凄く後悔しました。彼を一人にしたのは間違いだった。目を離したらいけなかったんだと、本当に後悔しました。
 
 O君は8時30ごろ、結婚を約束していた彼女を連れて会社に現れました。話しを聞くと、この先一緒にその男の子に対しお詫びと弔っていくために、彼女に話をし、一緒に連れてきたということでした。彼の無事がどれだけ嬉しかったか、また数時間のうちに彼女と連絡をとり、今後の人生において覚悟を決めたこと、これから彼との関わりが続いていくことを覚悟しました。その後、数年は私の一人暮らしのマンションに遊びに来たり、一緒に遊びに行ったりしていましたが、私が結婚してからは連絡がくることもなくなり、今もその会社で頑張ってくれていると聞いています。
 
 5月6日朝の10時ごろ、会社に事故の一報が入りました。阪奈道路で10t車が白バイと接触して、白バイ隊員が中央分離帯のガードレールの支柱に頭を強打し、即死だったそうです。従業員は生駒警察に検挙され、留置場に入れられていることがわかり、運輸部長が怒りと共に即刻、生駒警察に向かいました。
 
 状況が少しずつ分かってきました。当時、大阪から奈良に向かって生駒ICを過ぎて上り坂の中腹にガソリンスタンドとコンビニエンスストアがありました。10t車を運転する従業員は、四日市に向かう途中コンビニエンスストアでタバコや飲み物、食料を買って出発しようとしたところ、白い乗用車がものすごいスピードですり抜けていったそうです。そのすぐ後に続いて白バイももの凄い勢いで追ってきたのですが、大型車がコンビニエンスストアから本線に入ろうとすると、どうしても二車線を跨いでしまうかたちになってしまい、白バイはそれをよけようとしたのですが、あまりにもスピードが出ていたためにバランスを崩して転倒し、そのバイクが大型車の運転手側のステップに接触して、その反動でガードレールにぶつかったということでした。
 
 会社の役員、管理職、先輩同僚、数十人で通夜に参列したのですが、たぶん白バイ隊員仲間だと思われる方が、「いつかこんな日が来ると思っていた」というようなことを言っているのが聞こえてきました。その方は、白バイ安全運転競技会(テクニック合戦)でいつも表彰されるような方だったそうです。
 
 5年前の2月29日(月)の朝7時過ぎ、本社の電話が鳴りました。「いつも早く出社するH君がまだ来ていません」事業所の近くでH君らしき人がゴミ収集車と事故を起こしているみたいだという情報も入ってきました。現場に責任者を向かわせ、バイクを確認するとH君のものに間違いないということでした。私は運ばれた病院を確認し、すぐに病院に向かいました。
 
 阪大病院の高度救命救急センターに行き、職員の方にH君のことを訊ねたのですが、親族以外には個人情報は教えられないということでした。その後、奥さんとお母さんが到着し、容態を確認してもらいましたが、意識不明の重体、脳内出血がひどく脳が腫れて脳全体を圧迫しているので、至急、頭蓋骨に穴をあけて血液を抜かなければ、すぐにでも命が危ないということでした。その処置をすると脳に損傷を与え後遺症が残るという説明もあり、奥さんとお母さんは悩んだ結果、処置をしてもらう決断をしました。
 
 それから5日間、意識が戻らないまま3月5日(土)に永眠してしまいました。今も奥さんとお母さん、そのご家族とはまるで親戚関係でもあるかのようなお付き合いをさせていただいています。
 
 事故の詳細は、6時58分豊中の空港近くの抜け道みたいな、片側一車線の乗用車が気をつけながらぎりぎり対抗できる南北につながる市道です。その道路の西側には2m程の側溝があり、H君はその道を制限速度を守って北上していたのです。その反対車線では逆走しながらゴミ収集をするパッカー車が停車しており、その横を走行していると急にパッカー車が道路を横断し、側溝にかかっている橋を渡ろうとして、H君のバイクの真ん中あたりを押し倒すようにして、H君は前方に回転しながら後頭部を橋の欄干に打付け、水の溜まった側溝にうつぶせ状態で動かなくなったのです。
 
 なぜこんなに詳しく状況を知ることができたかというと、H君がなくなるまでの五日間、ほとんどを病院で容態がよくなることを信じて祈っていたのですが、二日目にお母さんが霊感の強い人で、Hはここにはいない、まだ豊中の事故現場にいると言い出し、一緒に現場に行きました。そこでいろんな人に声をかけ、目撃者がいないかを調べていると、現場の真横のカスタムカーの社長さんが、警察には止められているけど、防犯カメラの映像をダビングしてあげると言ってくれました。後日、その映像をいただき確認したところ、4方向からきれいに事故の詳しい映像が残されていました。
 
 なんとか通夜、葬儀を終えその次の私の役割は、残されたご遺族に対する補償を如何に勝ち取るかです。まず、弊社で掛けていたスーパー任意労災が素早く給付されました。その次に雇用保険・労災保険の遺族補償年金と一時金の手続きのお手伝い、そして相手とその会社、保険会社との裁判です。事故から3年かかってほぼ請求した満額を勝ち取りましたが、H君は帰ってきません。
 
 同僚の起こした事故で人が亡くなったこと、通勤途上で事故に遭い一人の従業員が亡くなったこと、私には忘れることはできません。弊社では【安全は全てにおいて優先する】と安全方針を打ち出し、無事故記録を伸ばしてくれています。私が60年生きてきて、3件もの死亡事故とかかわってきました。また毎日のように交通事故の報道がなされています。加害者も被害者も本当に辛い思いをしています。また、その周りの人も幸せな気持ちにはなれません。是非、事故をなくし、幸せな世の中にしていきたいと願っています。
 
 弊社では宮田運輸さんが行っておられる、子供ミュージアムに参画し、少しでもドライバーの心を和ませ、安全な道路状況をつくっていきたいと思っています。長々と事故の話しばかり書いてしまいましたが、みなさまと共有することで一つでも事故を防ぐことができればと願ってのことです。お許しください。
 

【69号完】

米田 稔
米田 稔(@89zwf1gjwuods3ar30t7)
2021年6月14日 11:09 AM

機関誌69号
塾長講話 西郷南洲に学ぶ克己心として人材について第二電電の創業時に絡めてお話いただきました。思いを大きくし、それを経営幹部にも夢を語り、才能が開花していく様。
そして業界をつくりあげる喜びと社会への貢献。苦しい中にも喜びを全員で享受することができていたのであろうと、想いを馳せます。
 もともとはとびっきりの良い人材ではないと思えども、磨くことによって、人は成長するし、企業はもっと成長する。そのためのトップの器。技量と思いの強さが必要なのだと思い知らされます。
 パープルサンガだけは塾長の哲学がなかなかに結果がでていない等とよく揶揄されますが、コロナかにおいて、eスポーツ・コワーキングスペース・保育施設の開設などと、公民連携でいままた新たに動き始められているところがさすがだと思います。
 これも常日頃からの心構えが大切であり、己を超えていくことからなのだと思います。
 
 
経営の研究
釜納塾生
7名でスタートさせた会社は140名を超える企業に発展。それは常に新製品をつくることと、採算管理を徹底させる。原価を上積み方式ともいえる値決めは経営の記載がありましたが、おそらくにそれだけではなく、夢も販売代価にプラスして成長発展されてきたのだろうと想像できます。なぜなら塾長の教えを徹底的になされておられ、人・モノ・カネで隙がありません。学びの数値化の意味するところが、商品の製品管理と取引先を含めた採算管理、そして利益率とありましたが、これもまたバージョンアップをしておられるのではないかと思います。ヨットは逆風でも走る。どの時代にも通じる素晴らしいスローガンですが、今の時代だからこそさらに大きく走っているのではないでしょうか。
 

脇本真之介
脇本真之介(@azjlst3utfpqljwumkvu)
2021年6月19日 11:37 AM

盛和塾69号
ワキ製薬株式会社 脇本真之介

さて今号の塾長理念は、謙虚なリーダーとなる、と言うことについて書かれていました。塾長は常に経営者たるもの謙虚でなければならないとおっしゃっておられます。
先日ある跡継ぎの方とお話をしましたが、その方はまだ自分自身が経営者ではなく、お父様が会社の代表を務められておりますが、社員が言うことを聞かない、自分が上に立つのでその時までには社員を動かせるようにしなくてはならないと言うお話をされました。その時に、私は、そういう考えであればお父様の後を継ぐべきではないと言うことをお話ししました。経営者と言うのは、人の上に立つのではなく、全従業員の下支えとなって動くものだ、と言うことをお話しをしました。私自身ももともとが稲盛塾長にお会いする前は、いつか自分も人の上に立って、と言うような気持ちがあったので、自然とこういう話ができるようになったのも稲盛塾長のおかげだというふうに感謝しております。リーダーとはこの塾長理念にあるように常に謙虚でいなければならないと思います。そういった謙虚な姿勢が、全従業員の信頼を得る第一歩だと言うふうに考えております。どれだけ会社が成長しても、常に謙虚な考え方で日々過ごしていかなくてはならないと思います。もう一つ今回の塾長理念には大切なことが書いてありました。相手があるから自分もある。と言う考え方です。企業とは経営者1人でできるものではなく、従業員がいてこそ企業として活動が行えます。また自分の会社だけではなくて、お取引先やお客様がいらっしゃるからこそ企業が継続して活動を行えるのだというふうに思っております。ですので相手があるから自分があると言うこの考え方は非常に大切なことであり、企業活動を行う上で、この心を忘れてしまうと決して形はうまくいかないのであろうなと言うことを改めて学びました。

さて、今回の塾長講話は前回の西郷さんの話の続きでした。この人材の登用と言うのは、昔の偉人たちは非常に大切にされていたのを多くの歴史を読んでも分かります。
私も人材登用と、人の使い方については歴史の書物から学ぶことが多いのですが、例えばこの西郷さんのお話もそうですが、勝海舟や、吉田松陰、楠正成、そういった歴史の偉人たちは、人を使うときにやはりその人を見抜くための方法があると言うことが多くの書物に書かれておられます。やはり共通するのは、塾長がおっしゃるようにその人の人間性が重要だということです。人が人として正しい判断ができるかどうか、人から慕われるような素晴らしい人格を持つ人かどうか、その人の人としての器、人として正しい道徳心を持っているかどうか、そういったことが歴史書に共通する人材登用の秘訣だということが書かれています。
やはり歴史で言うと政治ではありますが、その国をどのように発展させるのかと言うのはリーダーの人間性にあったのだということが伺いしれますが、企業はやはり経営者がどういった人間の頭を持つのかと言うことが非常に大きな成長要因の1つだというふうに改めて学びました。
西郷さんの教えでは、何度も嘘をついたり人を貶めたりする人は必ず失敗すると言うことを書かれていますし、誠心誠意人として付き合うこと、道徳心を忘れないこと人として正しい道を歩むこと、こういうことを徹底して守れるかどうかというのがリーダーの資質だと言うことをおっしゃっておられます。こういった教えと言うのは簡単そうに見えて、人は非常に弱い生き物ですのでなかなか徹底するということができません。
ではなぜ徹底できないのか?と言うとやはり人は弱いからです。塾長もこの講話の中で、自分に打ち勝つことができなければならない言うことをおっしゃっておられますが、まさしくその通りだと思います。
従業員にはコスト削減、仕事は一生懸命するもの、そういったことをいくら伝えても、自分は会社の経費を好きなだけ使う、自分の趣味のものを買う、ゴルフや飲み代に使う、また仕事は社員にさせながら、自分は研修と言う名の遊びに出かける、そういったことなどがあれば、従業員からすれば、社長は信頼できない人物でしかないと思います。それがたった1回でも話は膨らみ、社員の知らないところでそういった話がどんどんどんどん広がっていきます。実際に他の会社のお話ですが、ある会社の従業員は、当社に来るたびにうちの会社の社長はあきませんわ、と言うような話をよくします。うちの社長は普段はこんなことしてます、と言う内情を、外部でたくさんお話しするのです。つまり社内ではもっと行われているのが当たり前だと言うふうに考えられます。ですので、社長がいくら社員を持っている、大切にしてると言うような話をしたとしても、そこで働く人たちがそのような印象を受けていないのであれば、こういったことが起きてしまうのだと思いました。私は、こういった他社の事例もあり、当社で働く人々が外で会社のことを悪く言わないように、常に従業員の働きやすさや幸せを真剣に追求しているつもりです。バレないわと思ってても、社員たちも馬鹿ではなく、そういったことをすぐに見抜くのです。
今回の塾長講話にあるように、やはりリーダーとは自分自身の弱い心に打ち勝ち、そして人としても恥じることのない生き方をしているリーダーにこそ人々はついていくのだなと改めて学ばせていただきました。
次回の機関誌もぜひ楽しみに読ませていただければと思います。

福岡 英一
福岡 英一(@brly0w6yhx1mh9oireqt)
2021年6月19日 12:52 PM

盛和塾 69号
 
謙虚なリーダーとは?!
リーダーは謙虚でないといけないということなんですが、具体的にどういうことなんだろうか?
これを言葉でおきかるのはとても難しいと思った。
それで、様々な人に思いを起こしてみた。
思い浮かんだのがSさんだった。
800名ほどの組織のトップだったが、とても謙虚な人だった。
まったく偉ぶったところがない。
ある時、Sさんに内容は忘れたが、相談に行ったことがある。
私は80名ほどの組織運営をしていた。
答えは「お任せします。」であった。
ということで、私は自分が思うがまま好きにやらせてもらって、結果も出した。
Sさんはトップの位置におられたが、命令的な指示の仕方は少なかったように思う。
人心の心を掴み、長所を引き出し、組織がイキイキと活性化するように意を配られていたと言えるだろう。
一見凡庸に見えるが、立派に800名の組織を率いて結果も出された。
もっとも、経営とは全人格的なものが現われ覆い隠すことはできない。
その意味からすれば、人間を磨くということであろうか。

(参考情報)
「ビジョナリーカンパニー」の中に第5水準というのがあって、その中に謙虚さと意志の強さという矛盾した組み合わせが必要とされているようです。

第一水準~第五水準までの説明
「第五水準」というからには、第一~第四もあるわけですが、その段階を示したのが以下の表です。
第一水準
有能な個人。才能、知識、スキル、勤勉さによって生産的な仕事をする。
第二水準
組織に寄与する個人。組織目標の達成のために自分の能力を発揮し、組織の中で他の人たちとうまく協力する。
第三水準
有能な管理者。人と資源を組織化し、決められた目標を効率的に効果的に追及する。
第四水準
有能な経営者。明確で説得力のあるビジョンへの支持と、ビジョンの実現に向けた努力を生み出し、これまでより高い水準の業績を達成するよう組織に刺激を与える。
第五水準
個人としての謙虚と職業人としての意思の強さという矛盾した性格の組み合わせによって、偉大さを持続できる企業を作り上げる。

R3.6.19 福岡 英一
 

福岡 英一
福岡 英一(@brly0w6yhx1mh9oireqt)
2021年6月19日 1:33 PM

盛和塾69号の2
 
稲盛和夫さんは次のように述べておられる。
京都新聞 平成18年1月1日より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 経営者は自分の業種が先々あまり伸びないと思うなら、新しい仕事を求めないといけない。心の中で強い願望を持ち、毎日考え、探すことだ。内なるニーズを持っていないとチャンスは見えない。
 京セラを多角化し、ハイテク企業にしたが、元から技術を持っていたわけではない。
 現状に満足しないいで新しいものを求め、改良や創意工夫を重ねている時にチャンスが舞い込み、それをつかまえてきた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このことが極めて大切なことだと思えてまいります。

明里幸祐
明里幸祐(@0miirgmiga9yiue8zt76)
2021年6月19日 10:04 PM

明里スプリング製作所
明里幸祐

謙虚なリーダーとなる
人はなぜ力や地位を得ると慢心し、傲慢になるのか。今の私には理解ができません。国のトップ、企業のトップにもこのような方々は多くいるように感じますが、そこにたどりつけたのも決して一人の力ではないと認識すべきです。とくに企業のトップに関してはそう言えるように思います。よく、「私が築き上げた」と耳にしますが決してそうではなくともに切磋琢磨し、良い時も、悪い時も支えあいついてきてくれた部下や従業員の功績があったがゆえであると思う必要があります。
自身が勤める会社は祖父である会長と、その妻がゼロから築き上げました。立ち上げこそ自分たちだけですが、その後事業をのばし、利益を得て、今日まで存在するのも周りの人のおかげであると私は感謝しています。この感謝の気持ちを忘れてはならない、謙虚にいなければならないと思えます。

塾長講和
西郷南洲に学ぶ克己心
冒頭、人を使うことについて「小人」を活用しなければ大きな仕事はできない」とあります。人間的には問題があるけれど、才能があり能力のある人を使うことが大事である。確かに人は優れているほうが良い、人望、人徳がある人を採りたいと思うでしょうがその考えを改めなければなりません。小人に役職を与えるのは慎重にならなければなりません。私は役職を与える事で仕事に責任をもってもらい、さらなる発展を、役職を与えることで給与を上げるのが評価と思っていましたが、其れは否であり俸禄を与える事で評価とすべきと思えました。
「故に何程国家に勤労ある共、その職に任えぬ人を官職を以て賞するは善からぬことの第一也。官はその人を選びてこれを授け功あるものには俸禄を以て賞し・・・」忘れぬようしたいです。
最後に「自分に打ち克つ」と説かれています。三毒である「欲望」「怒り」「愚痴」である強い煩悩が心の中に充満し、支配します。その三毒に克つために「誠」の道を歩むべきとあります。「誠」とは「善を選んでこれを固く執るもの」とされていました。誠実、誠を尽くすことが天の道であり、それを誠にするのが人の道。よい言葉です。

学びを数値化する
理詰めの経営で利益率10%超を達成
城東化成株式会社 釜納氏
製造における利益をだすためのいろはが記述されていました。
なかでも機械の稼働にこだわるには注意を払いたいと思えます。機械を動かし続けるだけじゃないかと思いますが、これが実際かなり難しい・・・いかにして機械を止めず動かし続けるのか、動かすのだから不良を出さず動かし製品を作り続ける。株式会社石川自動車工業 石川氏も「100%の稼働を常とする」とあります。それは機械もそうですし、人間の生産性も同じです。一度、楽を体感するとそこから抜け出すのは難しくなります。機械も人間も稼働させ続ける・・・課題です。

Kishi
Kishi(@kmzrwqxwisl8qssjocrv)
2021年6月20日 2:51 PM

機関誌 盛和塾 第69号 【 岸 克行 】
 
『塾長理念』【謙虚なリーダーとなる】
 大昔、オーラがあるとか、威圧感があるようなことがリーダーとして必要とされていた風潮がありました。あくまで風潮でしかもレベルの低い話で恐縮です。
 そういえば、それに寄せる人も多かったように思います。ヤリ手感をアピールする人も多かったなぁ。かく言う私もその方向に舵を切ったこともあります。なにせ、マウントとることが流行った時代でした。恥ずかしいですね。
私は、経営の勉強や京セラフィロソフィを学ぶ前に、少しおかしいことに気づきました。
そのようなリーダーが治めているチームは一見一糸乱れず統率が取れているようですが、近くでよく見ると相互不信と我欲の塊のような集団でした。ある決まったタスクを効率的にこなすだけなら機能しますが、自ら考えてクリエイティブなことをやり遂げる組織ではありません。
 今、気を付けなければいけないのは、一見謙虚にみられるようにふるまうことが簡単にできてしまうことです。ついつい気が緩む。私のような小人は、なにかうまくいくと図に乗ってしまいがちです。いつも気を付けていなければならないことです。

『塾長講和』【西郷南洲に学ぶ】
「遺訓六、人材の登用と使い方」
小人は小人として適材適所に配置する。小人とはいっても、才あるが、人間的な修養ができていない人。欠点を把握したうえで登用する。ここでの見極めが難しく、ついつい期待してしまいがちになります。大企業なら人物に難がある管理職が多少存在しても何とかなるのでしょうが、中小企業で、要を託す人を間違えると命取りにもなりかねません。
「遺訓七、策謀策略をめぐらせたものは必ず失敗する」
回り道のように見えても、策謀策略に頼ってはいけない。誰でも最初から大きな策謀策略に手を染めるわけはなく、これくらいは良いかと小さなことから始めることが命取りになります。
内心おかしいと思いながら屁理屈をこねて欲望の方向に歩んでいく。自分はその場に立てば内心の声に耳を傾けられるのか。これには遺訓二十二で常日頃からの心構えがなければ己に克つことはできないとありました。日頃の行い、心構えを再点検する必要があります。
「遺訓二十、至誠の人を要所に配してはじめて制度は機能する」
「遺訓二十一、経営者は自分に打ち克たなければならない」
「遺訓二十二、常日頃からの心構えがなければ、己に克つことはできない」
ますます繰り返し学んでいくことの重要性が理解できました。
今号もありがとうございました。

小路谷写真
小路谷写真(@vezdacytej20ht6thjda)
2021年6月20日 6:54 PM

第69回機関誌マラソン
宮畑和広
 
●塾長理念
「常に謙虚なリーダーだけが協調性のある集団を築き、その集団を調和のとれた永続する成功にみちびくことができる。」
一見できるように思えてしまうのに謙虚を維持する難しさをいつも痛感させられます。
私はいまだ反省の繰り返しです。
でもこれもこれではいけないと思い続けて痛く反省を繰り返していれば少しずつではありますが良くなっていくと思い、気をつけて行きたいと思います。
 
●塾長講話
「心理を学び続けることの大切さ」
「もうこれは何回も聞き、何回も勉強した。もう十分だ」
「ちょっとやそっとで性格を変えることはできません」
繰り返し学ぶことが大切。
 
●塾長夜話
「社員に辞めていかれたときは、まるで恋人にふられた時と同じような気持ち」
塾長も昔を振り返り、とても的を射る例えをされています。
全くそうですよね。
辞めて行く社員はこちらがいくら思っても心が離れてしまっている。
こちらが捨てられたようで空しいですね。
何度も経験した者だけがわかる心境です。
 
●奥 義昭氏
死亡交通事故、プロの労働組合、これは壮絶ですね。
しかし巨大な企業のトップである塾長も最前線でこの事態にあたられた経験がある。
このような苦労を経験して人間の厚みが出来てくるのですね。
私も逃げたくなるような場面が起きても「勇気をもって事にあたる」を信条にして、逃げない行いをします。
 
●あの日あの時 広中平祐氏
「稲盛さんはぼくのことを知ろうとされました。」
これは私も常に相手の本心を探る時の判断材料にしています。
私に親しく寄ってきてたくさん話しかけてくれる人でもよく聞いていると私の事を知ろうとする質問は何もしてくれていない。
こういう人と話した後はいつも空しい。
だから私はこちらから話しかける以上その方に興味を持つ姿勢で話したいと思います。
 
「教育にも経営にも愛情が必要」
「あらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ無に等しい」
「どんな立場になっても、原点に返ることのできる人は、やっぱりすごい人」
 
 
今回も学びの場をありがとうございました。。
 

高瀬雅庸
高瀬雅庸(@d8qcptaaz86zcksxglzp)
2021年6月20日 7:35 PM

【機関誌マラソン69号 高瀬】
 
◆謙虚なリーダーとなる
やはり油断をすると言葉遣いや仕草に横柄さが出てくることが日常的にあり、それを自覚することがあります。いくら心は善きことを想っているつもりでも、言葉遣いや仕草が悪ければ、ノイズの含まれる印象として相手に伝わってしまいます。謙虚にして驕らずです。
 
◆村田兆治さん
「うまくいかないときは「自分自身が試されている」。最後のひと花を咲かせてやると言う「執念」。常に自分の「成功を確信」し、努力を続けることで乗り越えられた壁であった。」
最近は、「執念」という言葉を意識するようになりました。当社の営業マンがライバルに勝てないのはなぜだろうかと考えた時の答えです。これは「岩をも穿つ強く持続した強烈な願望」と言い換えられるのかも知れません。
 
◆西郷南洲に学ぶ克己心「小人を登用活用しなければ大きな仕事はできない」
「君子とは、一般には素晴らしい徳を持ち、人から信望を受けられる人のことをいいます。能力的に素晴らしいと言う意味ではありません。」
「小人とは、才能の面では大変優れているが、人間的な修練の未熟な人、人間ができていない人だと解釈しても良いと思います。」
 
「小人」と「君子」の見極めと使い分け。これは実に難しい選択です。特に、「ある小人」が能力という点で「ある君子」よりも圧倒的に高いという場合、本当に私は「君子」を昇格させ、「小人」を昇格させずに居られるのか?塾長はKDDIの折は、それで何人かの「小人」は辞めて行ったと言います。ただし、能力的には目立たない「君子」を長に選んだ結果、KDDIはさらに発展を遂げました。それは「至誠の人を要所に配して初めて制度や組織が機能する」という事なのでしょう。
 
人事評価の基準を「人間性(考え方)」と「能力と熱意」とに分け、考課する側とされる側の共通の可視化できる指標があり、そして報酬制度と昇進にリンクさせることができれば、ある程度は納得感が出てくるのかも知れませんが、これをトップ以外の管理職にさせることはなお難しいと思います。やはりトップが自ら見極めと使い分けを決断できる目を持ち、その目できっちりと部下を見続け、日ごろから対話し続け、互いの納得感を得るしかありません。
 
◆西郷南洲に学ぶ克己心「策略策謀を巡らせたものは必ず明るみに出て失敗する」
はじめについた些細なウソを隠すために、またウソを重ねてしまう。これが積み重なって、大きなウソに手を染めてしまう。子どもでも分かるプリミティブな判断を、大人でも往々にして誤ってしまう。
これとは別に、利己のため、一部の既得権益のためだけに利益を誘導するような仕事をすること。これもやはりいつかは失敗するのだと思います。
 
◆西郷南洲に学ぶ克己心「成功すればするほど難しくなる自分の律し方」
「いくら自分自身を戒めて、自分を見失わないようにしようと思っても、環境がそれを許さないのです。周りがちやほやしみんなが褒め称えます。中小零細企業だったときには、誰もがちやほやしてくれませんから、自分を見失うようなことにはなりません」
 
これはつまり、将来うまく事業を展開させ、成功したところで、我々はやはり「学び」はしっかりと継続しなければならないという意味です。「もうこれは何回も聞き、何回も勉強した。もう十分だ」と思ってしまうことは塾長自身も認めておられます。それでも、塾長ご自身でさえも自らが作ったフィロソフィを繰り返し繰り返し学び続け、心を整え、高めて来られました。我々は、一生のスパンで繰り返し学ぶことを心せねばなりません。
 
 
◆奥塾生への塾長コメント。
「私は彼をかばい、私の後ろに置いて、非難に耐えたことを覚えています。お通夜、お葬式の時も、私が前面に立ちながら、その社員を連れて行きました。当時、十分ではなかったかもしれませんが、償いをさせていただきました。」
 
社員が人身事故を起こした際の、社長としてのスピード感のある社員を守る姿勢。そして、社員に代わり、批判を前面に受ける勇気。経営者が持つべき「覚悟」はこうあるべきだと学ぶことが出来ました。
 
 
◆「理詰めの経営で利益率10%超を達成」城東化成株式会社 釜納塾生
最近の勉強会で我々が学んだことを率直に実践されている姿に感動します。どの事象も参考になることばかりです。
 
<値決めは経営>
京セラが松下電器から何度も値下げを要求されることで製造業として成長したという教えを受け、徹底的に低コスト体質をシステム化されました。「他社が手を出せない価格で請け負い、それがしっかりと利益を生む」夢のような話に聞こえますが、それを実現されているのが、素晴らしい。
 
<高い目標を持つ>
デジタル機器は成長産業となることは判っていたが、現状に満足していればあえて投資を行う必要はなく、ラクが出来た。しかし、盛和塾ではそれは違うと学び、どの山に登るのか、高い目標に向かって挑戦すべきだと判断されました。
 
<固定費の増大を警戒する>
これも塾長が口酸っぱく仰る話です。人件費を変動費化させることで経費最小へ。手のかかる仕事は社内ではしない。
 
<機械の稼働にこだわる>
徹底的に機械の稼働率にこだわる。ポイントになるのは、高額な製造機器の償却費。ほんのわずかな機械の製造ストップでも製品1個あたりの単価に影響及ぼしてしまう。そのロスは目に見えないのですが、必ず出てくる。
これぞ、乾いたタオルをまだ絞るという経費最小経営だと感じます。
 
<工場投資は泥縄式>
投資は後追いを徹底。工場は1つの敷地に第6工場まで。売上拡大に応じて泥縄式に1つずつ工場を増設。スペースを無駄なく使い、それでも収まらなくなって限界となったときに、新設するという発想。これは当社の研究農場の設備投資に対してもそのまま言えることですので、真似させて頂きたいと思います。
 
<フィロソフィーは徐々に浸透させる>
「従業員にいきなりフィロソフィーを押し付けたところで、解っては貰えない。徐々に浸透していけばいい。我々だってまだまだ勉強中。」
 
当社は実際にフィロソフィ教育にはまだ手を付けられておりませんので、個人的にはこの言葉に少し救われた気がしております。ただし、釜納塾生のように、社員が普段の業務の中でフィロソフィに触れる機会は必ず用意し、その反応を見ながら進めて行かねばと思います。
 
 
今回も厚みのある深い学びの内容でございました。以上。

久保貴啓
久保貴啓(@wzs1vyadkljom74ffc4n)
2021年6月20日 9:41 PM

機関紙マラソン69
株式会社サキカワ 久保貴啓

●塾長理念
謙虚なリーダーとなる
謙虚な気持ちでいる事に、慣れてきた?と思いますが、どこかしら気が強く、横柄な自己中心な自分が好きなまだいる気がしています。ちょっとしたトラブルやイラつきの状況の中で、ふっと気を抜く、我を忘れて出てくるのは、まだまだその境地に行けていない証拠の見せかけの謙虚だからだと思います。
「相手があるから、自分がある」会社の中でもことあるたびに、話しています。自分がもっとみんなにそう言う姿を見せていくこと、それが会社の空気やイメージとなっていくと思うので、今後も続けていきたい。また、謙虚な姿と自信の無さの表れとも言われますが、僕は、負けるが勝ちで、一歩下がってでも相手の利を取り、解ってくれる人には解ってもらえると信じ謙虚であり続けたいと思います。
●塾長講和
西郷南に、学ぶ克己心
○人材の登用と使い方の中で…特に感心しましたのは、官はその人を選びてこれを授け、功ある者には俸禄を、持って賞し、中々、思うような人材に恵まれなかった弊社でしたが、ここ二、三年で良き人材が集まり、育ってまいりました。リーダーは中々まだ育つのに足踏みもありますが、私に共感を得て協力してくれる人が増えてきました。その反面、育ってきた人より出そびれたり、協力をあえてしないようにしてきた人は、去り、入れ替わってまいりました。人間性をしっかり持ってくれている人も今後、リーダーとして育てたい人もおり、才能をしっかり持っているのに、人間性に欠ける人もおります。どうしたものか?と、悩ましいところですが、塾長や西郷南州の言うよう無理にリーダーにすべきでは無いと理解できました。リーダーになるよう話していますが、中々上手くいかなかったので。しかし、しっかりとリーダーになれるに人がいない現実もあり、早くリーダーを、作りたいです。
○策謀策略をめぐらせたものは必ず失敗する
策謀や策略は、自分の性格的にしようと思っても思いつかないのと、出来るほどしたたかにも慣れないので笑問題ないと思いますが、やはり、地道に公明正大に事業を、続けること、面倒なことを確実に早道や抜け道はないということを肝に銘じる必要があると思います。何をするにしても誠実に。だと思います。
○至誠の人を要所に配して、はじめて制度は機能する
これは身をもって知ったことであり、どんなにいいことを言っていても日常の自分自信のあり方が全ての別れ道だと思います。そして、この件についてはまだまだまだまだ自分には劣るところがあり、ジレンマですが少しずつ伸ばしていくことが大切だと言い聞かしています。
○経営者は自分に打ち克たなければならない
○常日頃からの心構えがなければ、己に克つことはできない
これらは、心の弱いわたしには常に意識し続けなければ勝ち続けることは難しいと思っています。それでも、盛経塾に通うこと、マラソンまだを続けること、世話人としてあることなどをはじめ、頑張るのもやはり、自分が会社であり続けるためであります。その目標を思い続けることで自分自身をしっかりと管理し、高め続けるよう努力すべきです。
●稲盛塾長夜話
私が入社してから経営者になるまで、経営者になってから今日までも多くの出会いと別れがあり、本当は僕よりも経営者に向いた方もいらっしゃいましたし、ずっと一緒に働きたいと思える方もいらっしゃいました。逆に、僕を罵り辞めていった人もいます。
先代は、辞める人も残る人も、その人それぞれの人生があり、運命もあり、ひとりの思いで操作できるものでは無いから気にしすぎても意味がない。それよりも残る人間やひとりひとりを大切に思う気持ち、辞めた人には次はいい職場に出会えるようにと思うことが大切だと教えられました。経営者になるまでは、よくわかりませんでした。また、経営者とは常に孤独であり、想いが強くても弱くてもダメで、特に思い込まないよう俯瞰することが大切であるとも。
塾長の言われるように、僕は、裏切られてもまずは信じるところから始めること、心と心のつなりができるようになること。それが全てであり、決して諦めないこと向き合うことが大切だと思います。
そのためにも謙虚で常に心を高めることを意識して感謝と反省の毎日を送ることが必須である。

蔦田照代
蔦田照代(@e76hvhwhyzfewfqfh7uw)
2021年6月20日 11:35 PM

<機関紙>「盛和塾」69号

■塾長理念
謙虚なリーダーとなる
相手があるから自分もあるという日本古来の考え方があります。昔の日本人は自分は全体の一部と認識していたのです。この考え方にとても共感しました。
そしてリーダーは部下がいて初めて自分がリーダーとして存在するという謙虚な姿勢を持つべきですと発想もなるほどなと思いました。

■塾長講話
<西郷南洲に学ぶ克己心>
君子と小人についての考え方がとても興味深かったです。一般には素晴らしいと口を持ち人から神保を受けられる君子人柄もよく人から信頼されるに値する人間性を持っている人達だけで会社を構成せず、才能の面では大変優れているが人間的な終電の未熟な人人間ができていない人つまり小人を使うという発想が目から鱗でした。

つまり君子は非常に少なく人間ができていない小人のほうがはるかに多いので、小人を採用しないとしていた 仕事ができなくなる人間的にはあまり良くはないけれども才能があり能力のある人はたくさんいるはずなのでそういう人はそういう人なりに組織の中で十分に力を発揮できる場を与えて使っていくことが大変大事なのだという西郷さんの考え方は、経営者の中の経営者だなと思いました。

人物ができていない人の欠点を見抜いた上でその人が持っている長所能力を組織内で恫喝をするのかを考えることもリーダーの仕事なのですね。

リーダーには心が伴っていなければならないことについては全くその通りだと思います。上に立つ人の心のあり方が会社の明暗を分けるのだと思います。

つまり私達経営者は心を磨くことを継続しなければいけないということです。 そして経営に関しても人の心に焦点を当て立派な人格者を育てることが、強い組織を作る基本となるのだと思います。

そしてリーダーは自分を律しなければいけない。成功すればするほど周りがチヤホヤし環境が人を変えていきます。兄弟愛人という道を行くのであれば自分自身の心を修養しなければならないということです。自分に打ち勝つこと、とても難しいです。 私はいつも自分に負けているなと反省しました。

最後に真理を学び続けるということは、もうこれは何回も勉強した、何回も読んだと思うのではなく、さらに繰り返し繰り返し学ぶことそういう地味な努力をしていかなければならないということ 。当たり前のようですが自分自身の人間性を向上させていきたいので何度も何度も繰り返し学ぼうと思いました。

■あの日あの時 稲盛和夫氏 広中平祐
広中さんが見た塾見た、盛和塾の中での塾長とはだいぶ違うイメージだったし、違う観点から見られた塾長のまた違った側面が見えて興味深かったです。

見える人選べる人行える人や、誰に対しても人間として出会うところや、次元を高めて物事をシンプルに捉えること、分からないことがあることを知っている人、厳父よりか慈母のイメージ、などなど、面白い見方があるのだなと思いました。

今回は以上です。

いつも学びをありがとうございます。

池内俊介
池内俊介(@s-ikeuchinarakyoritsu-co-jp)
2021年6月21日 12:51 AM

機関誌 第69号

・塾長講話
社員の登用に関する内容でしたが、本当にこれは難しいことだと思います。
どうしてもその社員の経験や知識、これまでの実績が優先されて考えられがちで、実力があるから役職が上がっていくという考え方が根強いように思えます。私も東京でサラリーマンをしているときはこのような会社に勤めていました。
現在の弊社での人の登用に関しては極力公平に、誰が見ても納得できるような形がいいよねということで人事考課制度に基づく判断を下せるよう変革中でありますが、「心が伴った社員」の登用というのはなかなか難しく感じます。
リーダーには心が伴っていなければいけません。心が伴った社員の登用という以前にまず自分(会社)からですが、塾長のおっしゃる「人として」の判断基準をもとに、いかに利他の精神で従業員の物心両面での幸福を実現できるように動けるかどうかだと思いました。
何事もまずは会社のトップから動くこと。これが肝ですね。

木下 恵
木下 恵(@fsmcmxmdzmc4zfszihxy)
2021年6月21日 9:07 AM

機関誌駅伝「盛和塾69号」2021.6.21     締切謙虚なリーダーとなる
 私は機関誌を学ばせていただく中で、最近特に「感謝」の大切さというのをよく感じます。
そして「感謝」があれば自らは「謙虚」になれるということも教えていただきました。
社員にも感謝を教え、謙虚に仕事を一生懸命行うことで 人間として立派になってもらうことが大事だと思います。
そうすればどんな仕事でも良いパフォーマンスを上げられると思いますし、その積み重ねで人生は大変豊かなものになるのではないでしょうか。
 従業員に対してそのように願い、促すのであれば、経営者である私が出来ていなければなりません。
そのために常に謙虚でいるように努力したいと思います。
 
西郷南洲に学ぶ克己心
 人材の登用についてはとても参考になります。
昔から「能あるものには地位を、功あるものには禄を与えよ」と申します。
 決して功績があるからといってその論功行賞のように地位を与えるのは良くないと思います。
 リーダーにはそれだけのマネジメント能力、人間としての魅力、見識といったものが必要です。
 小人を使わなければ大きな仕事はできないとは正に実感です。
 小人に大人の仕事をさせようとして昔は失敗しましたので、今はその経験と盛和塾での学びで少しずつこの辺の寛容性が自分に 備わってきたと思えるようになってきました。
また人それぞれの区別、適材適所なども出来る様になって参りました。

 今回の塾長講話は西郷さんの教えが中心ですが、今更ながら本当にリーダーが立派でなければならないこと、そしてそのリーダーが様々な人の才能を使えるような大きな器の持ち主であること、さらに公明正大であり、自分を律することが出来る人でなければならない。
 稼ぎ方にも道がある、権謀術策を用いて 不正を働いたり品性のない稼ぎ方をしてはいけないと思います。
そんなことをしては立派な人たちがついてきてくれません。
 やはり最終的には人と人との信頼関係に尽きるのだと思います。
 立派な経営者になって立派な人材を育て、そして彼らが組織の大事な要所を押さえてくれることで 同じ目標を目指し 同じ理念を信じて実行する仲間が増えていきます。
塾長が会社経営で最も頼りにされたものが人の心でした。
ですから、塾長は常に「考え方」や人の「生き方」を大事にされてきたのだと思います。
 私ももっと 社内のメンバーの心を1つにしていくように話しかけたり研修したりしてまとめていきたいと思います。

 それからテーマにもなっておりましたが、自分を治める「克己心」というのはかねてからそういうことを心がけていただければ中々出来ないと思います。
 塾長によりますと成功すればするほど難しくなるという事ですからこれはとても難敵です。
 ここで塾長は盛和塾のソウルメイトの話をしてくださっておりますが、お互いに切磋琢磨しながら「真理」を学び続けることで、つい横道にそれてしまいそうな自分を常に正す場となってくれているのです。
 盛和塾を辞めた人たちからも、やっぱり盛和塾の学びの場が無いと自分が反省する機会が少なく、時にソウルメイトから応じて励ましてもらったり、怒られたりすることがいかに有難いことであったか。そう感じておられる方も多い様です。
そういう意味ではこういう真理を学ぶ場を持っている我々は有利で有難いことであると思いました。

稲盛塾長夜話・塾長例会2次会問答
質問者の会社のように嘘をついて当社を辞めた社員は過去に1人だけおったのを思い出しました。
その彼は非常に有能だったのですが心に問題がありました。
何とかそれを直そうといろいろと話をし、盛和塾の集いにも連れて参りましたが、中々人間の性根というものは変わらないものです。
その彼が辞めたとき私はもちろん大ショックを受けましたが、私は彼にやるだけの事はやってあげたと言い切れる行動をしておりましたので自分に後悔はございませんでした。
逆に他の社員が彼の行動に憤り、私を支持して団結してくれたおかげで以前よりも良い会社になりました。
塾長が仰ったように私は当社のメンバーが当社の同じ事業目的を信じあって、そのことに向けて社員同士が努力し合える仲間にしてやらねばならないと思いました。

われ 虚心に経営を語る: 有限会社カインド・田中塾生 
私も脱サラして創業した時代に開店したお店のことを思い出しました。
全く同じように寝汗や冷や汗、脂汗など様々な汗をかく経験をしたことがあります。
それに私も波瀾万丈型の経営をしていましたので、常に不安で心が落ち着く事はありませんでした。
塾長の言葉をお借りしますと、やってはならない無謀な挑戦だったと、昔を思い出してまた冷や汗をかきました。
経験のない新しいことをビジネスにしていくことの稀さ、これも私は田中さんと同じだと思いました。
塾長に対してなかなかベクトルの合わない社員についてどうするべきかというご質問をされました。
不調は穏やかに根気よく社員を導いていくことをご指導されました。
ただし、登ろうとしている頂を定めて導いていくことの大事さと根気強さを学ばせていただきました。
また、 新しい事業に取り組む場合は自分たちが持つ経験が活かせること、そして需要がしっかりあることを見定めてから挑戦をしないといけない。
あるかないかわからないマーケットにアイディアだけで勝負するのは、非常に危険だということを再確認できました。

われ 虚心に経営を語る:栄運輸株式会社・奥塾生
 奥塾生の壮絶な体験は寒気がしながら読ませていただきました。
 塾長も同じような経験をされておりますが、本当に当時の労働争議のやり方には怒りを覚えます。
 善良な労働意欲を持っている社員まで毒してしまうのは罪だと思います。
 ともあれ、塾長の教えをしっかりと学ばれ、お父様の時代から続いてきた会社の負のループを脱することが出来て宿命の転換がお出来になって良かったと思います。

学びに学ぶ:フィロソフィ手帳が息づき始めた。
 皆さん、コツコツと工夫を重ね、フィロソフィを進化させて、それを浸透させる工夫と努力をされています。
 どなたも大変立派だと思いました。
 また、各社のフィロソフィの内容が紹介されておりましたが、どれも大変素晴らしいもので感心しました。

あの日あの時稲盛和夫氏:京都大学名誉教授・広中平祐氏
 広中教授の理想的な人「見える」、「選べる」、「行える」の3つを塾長に当てはめた解説がとてもユニークでした。
 つまり今更ながらではありますが塾長は稀有な人の様です。
 塾長は人に対する先入観はないし、正しいと思った事は「正しいのだからすぐ行えば良い」という発想だから、真実を見極めることができるのだと思います。
 稲盛財団の理念にある人間性を大事にするという点と世の中に与えた影響も鑑みての選考基準は素晴らしいと思いました。
 高名な大学者の広中教授がこのように高く評価をされることは、 私の認識よりも塾長は素晴らしい人物で、稲盛財団の活動を初め様々な活動は想像を超える偉業なんだと思いました。
 広中教授は「世のため人のために行うことが人間として最も素晴らしい行為である」という理念 で運営されている 稲盛財団の仕事をしていて、それが清々しいと仰っておられます。
最後は人として付き合う方が気持ちいいとも仰っています。
 これは人が人のためにすることが喜びになるということを表していると思います。
 
広中教授は塾長のことを厳父よりも慈母のイメージに例えられておりますが、それは意外でした。
京セラの役員会で塾長があまりお話されないということですが、 若い頃は相当厳しく怒られた幹部もいたと聞いておりますので、報告の後に塾長が少し何かをおっしゃる程度だというのが意外だったのです。
 そしてこうすべきだと決めつけるような事はされてないそうで、むしろその人間に任せておられる感じを受けました。
 この辺は塾長講話にもありましたが、本当に人を活かして使う極意がここに詰まっていると思います。
インディアンの長老のごとく、コミュニティの運営は若者たちに任せ、日ごろは黙って話を聞いているが、後継者たちが道を誤りそうになった場合は一言大事な話をして諫めるというものです。
後継者が育っている京セラを象徴しているお話だと思いました。
また、社員に対して愛情深い。
いつでも原点を忘れず、立派になってもこの原点に帰ることが出来るのもご自身の欲を抑えることが重要で常に節制されている。
この点でも塾長が名経営者だといえると思いました。
 

「人生は先発完投」村田兆治さん
 悩んだり苦しんだりしている時、目の前の壁はとてつもなく大きなものに見えるが、「真正面からぶつかっていただきたい」という 村田さんの言葉がとても印象に残りました。
 私なりに村田さんのこの言葉を解釈すると「先発完投」とは土俵の真ん中で仕事をしてやり切るというように受け取れます。
 「リリーフをあてにせず、困難を乗り越え、自力でやり遂げる」そのつもりで生きていくことの大切さを教えていただいた気がいたします。

 今回も多くの気づきをありがとうございました。

柳 洋三
柳 洋三(@yanagi-yoecologic-co-jp)
2021年6月21日 11:27 AM

機関誌69号

ー塾長講和ー
人材の登用について述べられています。
才能があり頭が良いからといって人格的に優れていない人を重役に登用してはならない。
私もいずれ自部署を離れなければならない立場ですので、時期役職を継げる者を選考しています。現在3名のリーダーが私の周りで大変良く動き助けてくれています。私よりも十分に仕事ができるであろう3名なのですが、やはりそれぞれに長所短所、利点欠点があります。
塾長の仰る私欲に走らず仲間の事を考え周囲を引っ張っていけるような人材の選定が必要だとは思います。弊社にも前述のリーダーの中に適任と思える人物がいますが周囲を引っ張るだけの気の強さがまだまだ足りないと感じています。また他の2名のリーダーよりも若く入社も遅い為反発を買うのではとも考えています。
私の部署は弊社の屋台骨でもありますので、それこそ人員の登用には気をつけて熟考しなければならない部分です。

われ虚心に経営を語る
ー奥 義昭さんー
会社の倒産、労働組合との争議、死亡事故など衝撃を受けるほどの苦難を経験されました。同じ運送業として私にも同様の事が起こる可能性がある事を考えると身震いする思いでした。しかし、これほどの苦難でも負けずに頑張って立ち直られている方がいることに逆に勇気をいただけた部分もあります。そして稲盛塾長も京セラの長い歴史の中で同様の経験をされていたことにやはりというか納得の思いでした。辛く厳しい経験を積み、そしてそれらを乗り越えてこられたからこその現在の発展と塾長のお人柄があるのではないかと感じました。

酒井宏和
酒井宏和(@sakai-hirokazuunebi-or-jp)
2021年6月21日 1:07 PM

機関誌「盛和塾」69号
<塾長理念>
「謙虚なリーダーとなる」
リーダーは常に謙虚でなければなりません。「相手もあるから自分もある」をいう考え方で集団の調和を保ち協調を図ることができるゆういつの考え方です。運命を共にするという集団の一員であると言う意識を生み出すために、リーダーは部下がいて初めて自分がリーダーとして存在すると言う謙虚な姿勢を持つべきです。常に謙虚なリーダーだけが協調性のある集団を築きその集団を調和のとれた永続する成功に導くことができるのです。

<塾長講話>
「西郷南洲に学ぶ克己心」
(1)人材の登用と使い方
伊藤登用する場合、才能よりもその人物を見て投与しなさいと言うことをが大切です。しかし、人物本位でない人を使わないで大きな仕事をしていくことができません。人物ができていない人の欠点を見抜いた上でその人が持っている長所、能力を組織内でどう活用するのかと考えることも、我々トップの大切な仕事だと思います。人物ができている人には役職を与えて良いけれどもただ仕事ができるだけの場合報酬で目位で行くべきです。。

(2)策謀策略をめぐらしたものは必ず失敗する
正しい道を踏んで行う事は目の前では回り道をしているようであるが先に行けばかえって成功は早いものです。正しい道文理を尽くして仕事しなければなりません。ことの大小で判断するのではなく、正しい道を踏み、誠を尽くして仕事をして行かなければならないのです。

(3)至誠の人を要所に配して初めて制度が機能する
立派な人があって初めていろいろな方法は行われるものですから人こそ第一の宝であって自分がそういう立派な人間になるよう心がけるのが何よりも大切なことです。理念や制度、いろいろなものを作ってもそれを解く人が立派な人でなければそれを実行することは難しくなります中堅幹部の人たちが立派な人物でなければその理念や制度が実行されないのです。企業の要所要所に立派な人材を配置していなければなりません。誠を持っている人、姿勢の人、裏表がなく誠実さを持っている人です。そういう人要所に配置して初めて、理念であれ制度であれルールであれ、社員一人一人が実行し、組織全体に浸透していくものです。

(4)経営者は自分に打ち勝たなければならない
西郷南洲は、経典愛人、つまり天地自然に従い我々も誠の道を大切に守りながら人々分け隔てなく愛することが学問に努める目的なのだと言っています。克己とは自分に打ち勝つこと、心の中に常に沸き起こってくるも煩悩、特に理子自分の意志の力で押さえつけることです。

(5)常日頃からの心構えがなければ、己に勝つことができない。
自分を抑えると言う事は頭でわかっているだけではなく、常日頃どんなことに対しても己の欲望や邪念を抑える朝礼、つまり心構えをしておかなければならないのです。自分の意思で欲望、邪念を抑えることが自分の性格にまでなっていなければならない。そういう意味で最後は生生と言う言葉を使いそれを持つようにと言っています。そういうものが自分の性格つまり若者になるようにかねてから自分を抑える努力、欲望抑えるトレーニングをしていなければならないのです。

アメーバ経営を学びながら、稲盛哲学の考え方を正確に心にしっかり刻んで実践しさらなる高みを目指していきたいと思います。
ありがとうございました。

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