機関誌95号 締め切り12/20正午

機関誌95号 締め切り12/20正午

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埇田弘之
埇田弘之
2021年12月2日 9:36 AM

機関誌「盛和塾」95号
 
今号は第17回盛和塾全国大会の特集でした。2009年当時、今から約12年前のものとなっています。
 
<塾長講話・現代の経営者はいかにあるべきか>
おそらく現代の物質文明は2050年、今から40年後に崩壊するという悲観的な予測もあります
昨今SDGsへの取り組みが声高々にうたわれていますが、まさに塾長が当時から危惧されたことへの世界的な危機意識がようやく高まったということでしょうか。
現在起こっている、米国の金融危機に端を発した世界同時不況を考えますと、それはまさに、できるだけ楽をして巨額の利益を得たい、自分だけが限りなく儲けたいという、利己的な欲望がエンジンとなっていたのがそもそもの要因です
最近は、私の中ではこうした意識は明らかに薄れていますが、世の中はまだまだ楽をして利益を得たい、自分だけが限りなく儲けたいという利己的な欲望が中心になっていると思います。
現在の資本主義の根本的な問題は、方法論や制度の問題ではなく、つまるところ、人間の資質の問題であろうと私は思います。今こそ、資本主義をより節度のあるものに変えていかなければならないのです」「規制や監視の強化が叫ばれていますが、私は資本主義社会を生きる者が、正しい倫理観、強い道徳観を備えることが最も大切であろうと思います。資本主義とは、己のためだけではなく、社会のためにも利益を追求するシステムであるべきなのです
結局、各人が人格を高める、人間性を磨いていくしか道はないのだと思いますが、まずはリーダーが率先して自己変革を図っていかなければなりません。
美しく善き思いをベースとして、“会社をもっと大きくしていきたい”、“事業をもっと広く展開していきたい”と懸命に努力するのであれば、必ず発展を遂げることができるばかりか、従業員、お客様、取引先、株主、また地域社会など企業を取り巻くすべての存在と調和して、その繁栄を持続していくことができるはずです
我々経営者が目指すべき道を指し示していただいています。
やはり、何をおいても利他が一番強いのです。相手に喜んでもらおうと善意でやったこと、それが結局成功するということは、厳然たる世の原理なのです。なぜ、そのようなことが起こるのか。それは、自分の力を超えた、偉大な力を得ることができるからではないでしょうか
他力の風を受けるということ。また後ほどの経営体験発表でも紹介されました、“善の循環”が生じるということかと思います。
利他に努め、必死に打ち込むことで、創造力さえ身につけることができるのです。利他に努めることで、インスピレーション、つまり“ひらめき”が得られ、まだ誰も取り組んでいない、新しいことでも見事に成就させることができるのです」「“智慧の蔵”の扉を開ける鍵は、他に良かれかしと願う、思いやりの心、利他の心なのです
宇宙、あるいは“何か大きなもの”と繋がり、そこから智慧を受けることができるということかと思います。
企業が存在し、経営者が堂々とその活動に努めていかなければ、この経済社会そのものが機能しなくなるのです」「自分のためではなく、社会のために有意義なことを行っているという矜持と誇りが、経営の難局に立ち向かう、大いなる勇気を与えてくれるに違いありません
経営者が頑張ることが世の中を変えていく力になる。なんと素晴らしいことでしょう!自分のためではなく、社会のために有意義なことを行っているという矜持と誇りを持ちたいと思います。
盛和塾の皆さんは、まずはいかに苦しい状況にあろうとも、必死になって企業経営を安定させていく努力を払っていただき、同時に周囲におられる人たちを幸せにしていくことに努めていただきたいと思います」「そのような皆さんの思いと行いが、皆さんの心を高め、経営を伸ばすのみならず、世界も変えることにもなることを信じております
まさに、上記のことを実践していくのが私の目標です。必死になって経営を安定させ、周囲の人たちを幸せにし、心を高め、経営を伸ばし、世界を変える一助として貢献いたします。
 
<経営体験発表・大豊産業㈱ 乾 篤之社長>
塾長コメント
企業経営とは、結局、社員の心をトップの経営者がどのくらいつかんでいるかで決まると言ってもいいということです。社員の心が捕らえられないことぐらい、怖いことはないのです。しかし逆に、人の心や社員の心をつかんでいるという確信を得た時の強さや喜びは、非常に大きなものがあるわけです
本当にこの1年間私が目指してきたものは、社員から信頼され、尊敬されることでした。“企業経営とは、結局、社員の心をトップの経営者がどのくらいつかんでいるかで決まる”というのは、まさに私の認識と合致しており、これからも銘記すべきことだと思います。人の心や社員の心をつかんでいるという確信を得、強さや喜びを感じることができるように精進いたします。
 
<経営体験発表・ロート製薬㈱ 山田邦雄会長>
塾長コメント
やはり会社を立派にしていくためには、営業がとても大事だということを改めて思いました。しかもその営業とは、ただ単に御用聞きみたいに売りに行けばいいと思いがちですが、そうではなく、営業の最先端で、マーケットが求めているものはどんなものなのか、また市場はどっちの方向に向いて流れているのかを鋭い感覚で探り、それを研究開発や製造技術にフィードバックをしていくことです
生涯現場主義を貫き、営業の最先端で今以上にアンテナを張っていきたいと思います。
私は、正しいトップダウンであれば、それはいいことだと実は思っています。経営者は自分だけがやっているという状態ではなく、社員から意見が上がってきて、仕事をやってくれるようになれば、もっといいのにという理想像をどうしても描きたくなります。しかし、そういうのは理想であって、現実はそうではないのです。ですから、トップダウンでやっていけばいいのです
“正しいトップダウンであれば、それはいいことだ”というのは貴重なお話しかと思います。どうしても社員に理想を求めてしまいますが、現実はそうではない、トップダウンでいいのだというのは目から鱗の話かもしれません。
 
<経営体験発表・株式会社ざびえる本舗 太田 清利社長>
塾長コメント
こうしたすばらしい動機でやっていくことによって“善の循環”がはじまっていくことを、私は自分の人生のなかでも強く感じ、幾度となくお話しをしています」「善意で物事を進めていくと、思わぬところから、そうした厚意が寄せられてくるのです。動機善で始めたことに対しては、神様が救ってくれるかのように、いろんな厚意が寄せられてくるということを、私は自分自分でも経験しています
動機善で始めたことに対しては、神様が救ってくれるかのように、いろんな厚意が寄せられてくる、いわゆる“善の循環”のお話しです。この話も貴重なものだと認識します。
 
<経営体験発表・株式会社アフリカタロウ 江見 いづみ社長>
塾長コメント
私は会社を運営していくためには組織が必要だと思いましたが、決して組織が先にありきではないはずだと考えました。自分の会社にこういう機能が必要なことに気がついたら、こういう機能を果たすのがこの部門であり、そこではこういう職務を果たすのですと明確にしておきました
決して組織が先ではないということ。銘記いたします。
ただ単に勢いだけではいけません。またフィロソフィというのは人間の精神論ですから、精神論だけでは会社はやっていけないのです。それにはやはり、それぞれの組織が組織として働いていくようにしなければなりません。ただし、頭でっかちで、大企業がやるような組織論では駄目です
ただし、“精神論だけでは会社はやっていけない、それぞれの組織が組織として働いていくようにしなければならない、組織をつくって組織で管理していくようにしなければいけない”ということも銘記いたします。
 
<経営体験発表・株式会社メイホーエンジニアリング 尾松 豪紀社長>
私は“利他”の心で経営をしているつもりでした。しかし、私が言い続けていた“利他”の出発点は、常に“私”でした。“私”が幸せな気持ちでいるために、“社員”が幸せでなければいけない。社員、お客様、日本、世界と、どこまでも利他の範囲を広げても、スタートは“私”でした
この部分は本当に自分自身に絶えず問いかけなければならないと思います。尾松社長は一言“傲慢さ”に自分が気づいていないことが原因であると述べられています。“傲慢”には本当に気を付けないといけません。
 
<経営体験発表・松井ナーセリー 松井 紀潔社長>
塾長コメント
松井さんは、十年先まで見通して計画をつくり、それを展開していきます。綿密な計画性と素晴らしい企画力、そして何としてもやり抜こうという気持ちがあります
松井さんはいつも、商売は綿密な計画を立てて確実に実行し、常に状況の変化に対応できるよう日頃から備えておくことが大切だとおっしゃいます」(山下英幸シリコンバレー代表世話人)
私自身はこのような綿密な計画を立てたことがありません。真剣に今後の10年プランを立てたいと初めて思わせていただきました。
松井さんはかっこよく事前事業をしていたけれども、そこには真の愛というものがなかったことに気がつきます。それからは、自分の会社においても、愛情をもって従業員に接していくようになります
“愛”という言葉も、私が究極的に目指しているものです。
「松井さんは今74歳ですが、100歳までまだまだ現役でがんばりますとおっしゃいました」
私は今59歳です。本当に勇気をいただきました。
 
今号も本当に勉強になりました。ありがとうございました。

仲本博昭
仲本博昭
2021年12月2日 1:29 PM

機関誌 盛和塾 第95号 【 仲本 博昭 】
 
『塾長講和』【現代の経営者はいかにあるべきか】
 わずか二百数十年前に、産業革命を契機に始まった近代の物質文明も、いつまで続けることができるか、おそらく現代の物質文明は2050年、今から約三十年後に崩壊するという悲観的な予測もあり、多くの賢人たちが警鐘を鳴らしている。今、求められているのは、新しい倫理観の確立、際限のない欲望を抑えることです。美しく善き思いをベースとして、我々の、そして子孫の未来をつくってまいりましょう。
 
 正しい倫理観、正しい道徳観を確立して、素晴らしい経営を続けていくこと、人類のあり方、資本主義のあり方、経営のあり方、経営者のあり方、難しく考えると答えが出そうにありませんが、本当はもっと簡単なこと、良心に照らし合わせて考えればすぐに答えが見つかることなのかもしれません。世のため、人のため、地球、宇宙のために貢献してまいりましょう。
 
『乾篤之様』大豊産業株式会社 稲盛哲学の実践と成果
 従業員のみなさんとの関係、本当の信頼関係を築くことができているのか、みんなの心をどれだけつかめているかで、ベクトルを合わせることができるのですね。もっともっと話す機会を増やしていきたいと思わせていただきました。
 
 しかし二代目とはいえ、乾さんはそんな初歩的なことが分かっていなかったということに驚きを感じます。また、そのことを注意してくれる人が周りにいないことにも不安を感じます。盛和塾の存在意義はこんなところにもあるのですね。経営者自身が気づき本気で変えようとすること、それに加えてフィロソフィを活用して全社のベクトルを合わせることです。稲盛経営哲学をもっと広めていかなければならないと思わせていただくご発表でした。
 
『山田邦雄様』ロート製薬株式会社 理念を明日へバトンタッチ!
 ロート製薬の創業者は同郷、榛原町出身で小学校区が隣で、何かと寄贈されているのを羨ましく思っていました。また、誇りでもありテレビCMが流れるたびにうれしく思っていました。
 
 ドラッグストアという新しい時代が来ることを、千載一隅のチャンスと捉え商品のパッケージのデザインに力を入れ、新商品の開発にはターゲットを絞ったものを開発、今までになかった消費財分野での海外への進出、さらに盛和塾に入熟されて家業から真の企業へ、変革を恐れず未来を見通し先がけていくことで未来は開けていきます。素晴らしい先輩を見習い、大和のみなさんと輝かしい未来を共に築いてまいりましょう。
 
 山田様のご発表と塾長のコメントから、営業の大切さを教えていただきました。ただ単にモノを売るのが営業ではなく、市場の変化を敏感に察知して、ユーザーであるお客様に直接薬を選んでもらうための商品開発に力を入れる、また市場がなければ市場をつくる、マーケットが求めているものはどんなものなのか、また市場はどっちの方向に向いて流れているのかを鋭い感覚で探り、それを研究開発や製造技術にフィードバックをしていかれたのです。
 
 最後に、正しいトップダウンであれば、それはいいことだと思っていますという塾長のお言葉です。山田様のおっしゃる社員が自由に発想し、自分で意見をもち、自主的に動いてくれる会社にしたいということも理想に近い状態だと思います。それであれば、意思決定する過程で各々が参加し考える場があれば、最終的になぜこういう決定がなされたのか、そして、その決定によって結果が出たのか、そこに参加する者全員が当事者意識をもっていれば次に生かされるのではないかと思います。これもやはり人材育成につながっていくのですね。
 
『太田清利様』株式会社ざびえる本舗
 勤めていた会社が突然の自己破産、不況が続くなか55歳の太田さんが取った行動と判断、すごく勇気がいったことだと思います。お得意先様、町のみなさんの声に後押しをされて、世のため人のために《ざびえる》を存続させるのは、自分の天命だと会社をつくられます。商標権、資本金の調達、《ざびえる》の再現という問題を見事にクリアし、販売を再開されます。
 
やはり動機が善であれば何事もうまくいくのですね。相当な苦労、努力を重ねられたと思いますが、普通なら失敗するのではないかと思います。そう考えれば、創業社長が先を読み、手を打っておけば自己破産にはならなかったはずです。それを太田さんはマイナスから会社を立ち上げ、初年度から利益を出せたのですから、会社の導入期、成長期、成熟期、衰退期、この成熟期を迎える前に次の一手を打たなくてはならないのです。
 
しかし、経営も知らない、技術もない太田さんが会社を立ち上げ、素晴らしい経営をされ、それでも物足りなさを感じていた太田さんに盛和塾のお誘いがかかります。心に描いたとおりになる、きれいな心で願望を描く、そうすれば善の循環がはじまっていくということを太田さんに教えていただきました。
 
『小池由久様』株式会社日本経営
 会計事務所に就職し、税理士合格と独立を目指そうとしたときに、「君が本当に今の事務所を大きくしたいと思うなら資格を取らないことだ。なぜなら所長と言われる人間は正直なところ、いつ番頭に寝首をかかれないか心配だからだ」と言われ、あっさりその夢を諦められます。小池さんがそう決めたところで、将来の保証はなく、どうなるかわからない状態で、その決心ができたのはなぜなのか、まだ23歳の小池さんがなぜそんな思いをもてたのかが、とても不思議に感じました。
 
 小池様には盛和塾大阪時代に、毎年誕生月には塾長の著書をお送りいただいていました。いつも気にかけてくださり、委員会や塾長例会、世界大会でお会いすれば必ずお声をかけてくださることを、いつも嬉しく思い本当に感謝しています。盛和塾≪大和≫の開塾時にも多大なご支援を賜っています。大和に来ていただいた時もそうなのですが、懇親会の時に小池様が座って飲食をされている姿を見たことがありません。常にビールを片手にすべてのテーブルをまわっておられるのです。
 
『松井紀潔様』MATSUI NURSERY,INC.
 12年前、はじめて参加させていただいた盛和塾全国大会、二日間勉強させていただいて、やはり一番感動したのが松井様のご発表でした。私が生まれた1961年に、農業実習生として一年間の渡米、その後再びアメリカへ、日本での農業の限界を感じ、家族を奈良に残してのチャレンジ、お母様からは「もう帰るところはないよ」と励まされ、努力に努力を重ね、永住権を取得して家族を呼び寄せます。
 
そして、なによりすごいと思われるのは、松井様の計画性と先を読む力です。成功されてからも、利益の10%を大学奨学金として寄付、素晴らしいです。同じ奈良県出身として誇りに思います。
 
【松井紀潔さんのプロフィール】
まつい としきよ◎1935年、奈良県生まれ。1961年に、農業団体研修プログラムに参加し、カリフォルニアに1年滞在する。その後帰国するが、アメリカ体験が忘れられず再度渡米し、菊農園で働く。当時の所持金は1万円。その後、妻と娘を呼び寄せ、永住権を取得。独立して、本格的に菊栽培を始める。その後幾多の試練を経て、バラ栽培、蘭栽培へと転向した。現在は、資産100億円を超える世界一の蘭生産者。農園の従業員数190人、年商22億8500万円、純利益1億7600万円、蘭栽培の温室総面積は東京ドームの約6倍。蘭栽培としては世界一の規模で、全米の25%、カリフォルニア州の50%のシェアを握る。地域活動にも熱心に取り組み、2006年の農業リーダーシップ表彰受賞を始め、市長賞、郡会議賞などを多数受賞。

私は死ぬまで農民です。汗を流して土地から作物を生み出し、そしてそれをまた土地に返す。今でも、農園で一番の働き者は私。100歳までこの調子でいくつもりです。
 
100歳までとおっしゃられていた松井さん、去年の暮85歳でお亡くなりになられました。ご冥福をお祈りいたします。
 

【95号完】

福岡 英一
福岡 英一
2021年12月4日 12:15 PM

盛和塾95号
 
塾長講話「現代の経営者はいかにあるげきか」から
 
利他の心について 
人は本来
利己心を持っているし、
その一方、
利他心も持っていると思う。
私自身を振り返ってみると、
利己心と利他心とどちらが強かっただろうか?
小学生の頃まで、どの友達とも仲良くして楽しく遊んでいた。
わりとおとなしい子であった。
利己がそれほど前に出ることがなかった。
中学生になって、担任のK先生に鍛えられた。
テニスクラブに入って、運動もそれなりにやっていたのだが、
K先生は学業のことに口やかましかった。
だんだん勉強もそれなりにして、試験でいい成績をとるようになった。
勉強をしっかりしてクラスで一番になる。
これは利己心から出ていたと思う。
勉強をして、世のため人のために尽くすとか、そんな思いで勉強をしていたわけではない。
団塊の世代でとにかく人数が多い。
そもそも、私は幼稚園に入園できなかった。(もっとも、9月から編入をさせてもらった。)
高校の受験や大学の受験も、落ちたら嫌だとか、合格したいとか、これも利己心が大部分であろう。
世の仕組みが利己心を発揮するように仕組まれていたように思う。
会社に入るとどうであったか。
利己心と利他心のどちらが強かっただろうか?
このあたりになると利己心と利他心が複雑にからんでくるように思う。
案外、仕事というのは利己心を抑えて、自分を超えたところで物事を見ると正しい判断ができ、うまくことが運ぶことが多かった。
それでも、お金とか地位とか、やはり利己心が見え隠れする。
そして、会社そのものが組織の成長、発展を企図しており、そこには利己心が渦巻いていることも事実である。
会社を卒業して、起業した時に、
どうあるべきかと種々思いをめぐらしたが、
「世のため、人のため尽力する。これが私たちの使命です。」と定めた。
利己心を抑え、利他心の高い人生を送る。
根底に利己心を持っていて、それが時に起爆剤になるのだが、利他心を意識して育てながら人生を送る。
そのことによって、世の中は順風に回り出し、案外、うまくいくことが多くなる。
世の争いを見るにつけ、利他心が強ければ、そもそも争いにならなかったものが多い。
人生は利他心を磨く道場と言えなくもない。

  R3.12.4  福岡 英一

Kishi
Kishi
2021年12月12日 12:28 PM

機関誌 盛和塾 第95号 【 岸 克行 】
 
『塾長講和』【現代の経営者はいかにあるべきか】
 2009年世界大会の時の講話でした。未曾有の金融危機から世界的大不況となったリーマンショック後だったので、何を話そうかと塾長が思案を巡らせての講話です。
サブプライムローン破綻から始まった世界の大不況は、高額な報酬を求める欲望の結果であると 指摘されています。古代のチグリスユーフラティス文明の盛衰をはじめ、人間の限りない欲望を原動力とすると必ず行き詰まるものなのです。
我々も少し成功したからと言って驕り高ぶることなく、謙虚に反省し利他に努めましょう。利他程強いものはない。
*沖縄セルラー:沖縄について、長年の薩摩藩の圧政について、薩摩隼人として申し訳ないと塾長が述べられているところが妙に可笑しくもあり、やはり塾長の薩摩気質の深さについて感じ入りました。

『乾篤之様』大豊産業株式会社 稲盛哲学の実践と成果
脱四国電力を掲げるものの、社員に理解されず、番頭の裏切りと離反。社員を引き連れて新会社を設立して競合として対峙するという危機に陥られました。社員からトップとして認められないうちに大改革に着手するという後継者の陥りやすい典型的な失敗例です。
乾様のここからの反省と立ち直りが素晴らしく、人間性の重要さに気づき社内勉強会を模索し、盛和塾へ入会されて塾長の教えを乾いた布が水を吸収するかの如く心中に吸収していかれます。今まで「一生懸命にやってきたつもり」にも気づかれます。これに気づくと気づかないとが、自責と他責の分かれ目になります。社長の独りよがりから脱却され会社は見違えるように変わっていきます。結局、経営者が社員一人一人の心をどのぐらい掴んでいるかで経営は決まる。そのために経営者自らが自らを律し、社員にフィロソフィを伝えていかれました。フィロソフィ作りからでなく、自らの変革がやはり先なのですね。中小企業経営の神髄を学ばせていただきました
 
『山田邦雄様』ロート製薬株式会社 理念を明日へバトンタッチ!
 老舗大企業の4代目となれば塾長だけでなく、皆が「ぼんぼん」と思うことでしょう。私も例外ではありませんでした。入塾して売上を数倍にされている、しかも1000億円を超えるおり、凄い経営者だと講演と今回の発表を読んで凄い経営者であると気づいた次第です。
サラリーマン入社2~3年の時に大衆薬メーカーの仕事で薬局の調査をした時に店主である薬剤師からロート製薬に対して反感にも似た感情があったことを思い出しました。まだまだ大規模ドラッグストアが市場に展開する前の時期です。メンソレータム買収も、伝統ある近江兄弟社がブランドを手放さざるを得なくなったという風に、譲渡側に同情する機運があったことを思い出しました。今なら譲渡側が、類似商品を発売するなど考えられない契約条項です。
昔から従業員を大事にする経営で、良い製品は良い環境からと芝生やプールのある本社・工場「ロートユートピア」建設に多大な努力と労力を注いでこられました。ロートユートピアという実態とネーミングがありながら、経営理念が明文化されていなかったことにも意外でしたが、山田様は経営理念の言語化にも取り組まれています。
直接市場にぶちあたる営業の重要さを塾長は自らの経験とだぶらせて開設いただきました。
最後に、塾長が「参考になります)と述べられているところも衝撃でした。盛和塾を通じて、塾長自身も学んでおられることに改めて遭遇し、想いを深くせずにはおれませんでした。
 
『太田清利様』株式会社ざびえる本舗
  突然の勤務先倒産により当時55歳の太田様がふるさとの名物を絶やしてはならない、いままで人のために何か真剣に取り組んだことはない、これも天命と新会社設立に立ち向かわれました。 55歳、太田様も5年後の引退を視野に入れての時期からの挑戦です。このような事例の多くは失敗に終わることが多いと聞いています。しかし3年後には自己資金9千万円を準備して新工場建設という躍進ぶりです。新会社でありながら、福利厚生、人材育成にも資金を投じたうえで経常利益も出されています。

『小池由久様』株式会社日本経営
 以前講演も聞かせていただきました。その時は圧倒的な迫力が留まることを知らず湧き出てくるのに驚きました。医師という高い教育をうけ、難関資格をもっている人材に対してどのようにフィロソフィを説き定着されていくのか。塾長のおっしゃる通り病院経営に大きな功績を残すことになります。そのことを願ってやみません。
 
以上

柳 洋三
柳 洋三(@yanagi-yoecologic-co-jp)
2021年12月15日 12:33 AM

機関誌95号

ー塾長講和ー
「現代の経営者はいかにあるべきか」
経済危機の背景には際限のない欲望がある
企業の利益とは全ての経営幹部と社員の献身的な努力と協力によってつくられたものである
人類の欲望を節度あるものに変えていくために必要な考え方が「足るを知る」こと
企業経営者こそが世の模範とならなければならない
「他に善かれし」という思いが繁栄を持続させる
会社を大きくして自分も含めた従業員全員の幸福を願っていますが、塾長の仰るように自分たちだけが利益を得るようなことをしていては企業の発展はないと思いました。一時的には儲かっても必ず因果応報の流れは来ると思います。他に善かれしという思いと足るを知るという考えは忘れずに持ち続けていきたいです。そのためには感謝の気持ちを持ち続けることが大切ではないかと感じました。会社が大きくなったのは自分の力ではなく回りで支えてくれた会社の仲間や得意先、家族だと思う事。これを忘れてはいけないのだと思いました。

盛和塾全国大会

「乾篤之さん」
古参の取締役だった方に反旗を翻され得意先メーカーと組んで新しい会社を設立され、乾さんの会社を潰しにかかられたとの事でした。真面目に経営に向き合われた結果、その他の得意先メーカーは離れることなく、逆に激励の手紙をいただいたそうです。相手がどのような卑屈な手段に出たとしても決して正しいことを貫く姿勢を忘れてはいけないという事を学びました。

「太田清利さん」
大分県を代表する老舗菓子メーカーが倒産。県民のなんとかしてほしいという声から天命だと感じ、お店の再建に奮起されました。利他の心がなせる力だととても感動しました。
再建を協力してくれた周囲の人々や、多忙を極めたときに以前勤められていたパートの方が応援に駆けつけてくれたりと、利他は利他を呼ぶ、他力の風が吹くという事をご発表から感じました。

ー私の好きな言葉ー
「謙虚」「素直」 塩沼亮潤さん
千日回峰行の記事を食い入るように拝読したことがありました。体調を崩し、頭が割れるほど痛く、立っていられないほど辛い時でも修行を止めることはできないそうです。熊に襲われそうになった事もあるそうです。止めるという考えは元々ないのだと思うのですが、こんなこと本当に人ができるものなのかと率直に思いました。しかし、私はこの千日回峰行の後に行われた「四無行」という荒行の方が人間の限界を遥かに超えた修行だと思います。人は強い思いがあれば限界はないのだと学びました。
私の人生でお会いしてみたいと思った偉大な方のお一人です。

今号もたくさんの学びをありがとうございました。

池内俊介
池内俊介(@s-ikeuchinarakyoritsu-co-jp)
2021年12月18日 9:45 PM

機関誌 第95号

・塾長講話
「企業の利益とは、全ての経営幹部と社員の献身的な努力と協力によってつくられたものである」と塾長のお言葉がありますが、私はもっと、先代以前の経営者(私の祖先)や従業員に感謝の念を持たなければなりません。
弊社は今年で創業から75年ですが、75年も会社があるのはまさしく、これまでの経営者及び、社員の方々の努力があったからこそ、自分は今後継者としての準備期間を過ごせているのだと思います。
そう考えれば、永く会社を続ける為にももっと利他の精神で事に当たらなければなりません。自分(創業者一族)だけが利益を得るようなことをしていては、今後の企業の発展はありえません。従業員はもちろん、顧客、取引先、地域社会と調和し、思いやりの心で誠実に経営していくことが大事だと学びました。

宮畑和広
宮畑和広
2021年12月19日 10:35 AM

機関誌マラソン95
宮畑和広

●塾長講話
沖縄セルラーに対しての塾長の薩摩藩時代からの思いを語られてるのは塾長の歴史観と人への愛が感じられますね。
全国で唯一、ドコモを抑え1位と言うのもその塾長の思いが沖縄県人に伝わったのでしょうね。
さらに沖縄セルラーだけが上場も果たしたというのも。

●太田清利氏
55歳からの出発は今の私と同じ年齢。
それまではサラリーマン。
これも私と同じ。
もし、自分が同じ状況に陥った時、太田氏のようにやれるだろうか、と思うと自分にはまだ心も気力も足りないと思いました。
55歳ですが盛経塾で学び社員、自社、世の中に対してもっと愛を持ち貢献できる自分になる為、心身ともに努力を続けます。

今回も学びの場をありがとうございました。

高瀬雅庸
高瀬雅庸
2021年12月19日 7:27 PM

機関誌マラソン95号(高瀬)
 
「人類の欲望を節度あるものに変えていくにあたり、必要となる考え方がまさに「足るを知る」と言うことなのであります。人類の発展と言う点からも、もうこれぐらいで良いではないかと言う、過剰な欲望を抑え、その成長発展を節度のあるものに変えていくことで、人類が地球に与えるかを形容できる範囲にとどめて行かなければ、現代文明は崩壊し、人類が破滅することを危惧いたします。」
 
個人の考え方や生き方として、「足るを知る」ことの納得感は予てから強く持つことが出来ておりましたが、企業経営において「足るを知る」ことを私はこれまではどうしても理解が出来ずにおりました。企業はゴーイングコンサーンであり、現状維持は衰退を意味するというのであれば、どうしても企業は永遠に発展し続けねばならない。成長を貪欲に求めねばならないという考え方と「足るを知る」という言葉がどうしても私には同時に理解することが出来ておりませんでした。
 
しかしながら、今回の講話で塾長は、
「企業の成長発展を否定することはできません。」としながらも、
「また創意工夫を重ねれば、いくらでも発展の余地はあるはず」と話されました。
 
「世界中の企業の多くが、そのような思いやりの心、利他の心で経営を進めていけば、自分だけ良ければいい、自分だけ発展すれば良いと言う利己主義に陥った資本主義の軌道修正も可能となり、世界経済は調和ある発展を今後も持続することができるはずです。」
 
まずは、私の様な中小企業の経営者は、従業員のため、顧客のため、業界のためという目線での「利他」を追求しなければなりません。しかし、最近の塾長のお話を聞くたびに、私はこの「部分最適」レベルの利他では、地球環境との永続的な共存とは合致しないという違和感を募らせておりました。
 
そこで塾長が仰る重要な考え方が、「共生」の考え方です。
 
我々は会社を立派に成長させていく中で、その先にはより高い目線で「資本主義の軌道修正」「世界経済全体の調和ある発展」「地球環境との共存」を求めて行くという、より高次元の使命を私の理念と企業理念に含ませることが求められるのだと気付きました。
 
「今こそ資本主義の中にすべてのものと調和をして生きていくと言う「共生」の考え方、またすべてのものに善かれよしと願う「利他」の考え方といった新しい倫理規範を確立して行かなければなりません。」
 
「調和」と「共生」
「部分最適」ではなく「全体最適」
 
人類の末永い永続のために、我々にはどんな貢献ができるのか。
地球環境との調和のために、わが社にはどんな役割が求められるのか。
創意工夫を重ねることで、どういう更なる発展の形を遂げて行くべきなのか。
何かしらの私の答えを模索して行きたいと思います。
 
利他を学べば、学ぶほどに、より大きな愛とより大きな器が求められることに気付きます。
 
とは言いつつも、日常に戻れば、社員一人ひとりの物心両面の幸福すら、思うように実現できていない現実もあります。まずは、塾長がおっしゃられたように、私には必死に企業を立派にしていくための努力を重ね、周囲の人々を幸せにすることに専念するほかありません。
 
以上

蔦田照代
蔦田照代(@e76hvhwhyzfewfqfh7uw)
2021年12月19日 10:05 PM

<機関紙>「盛和塾」95号

■塾長講和
〜現代の経営者はいかにあるべきか〜

物質社会から精神社会へと移り変わる変化の時代に私たちは生きています。男性性から女性性へ、理性から感性へとも言われています。

17回全国大会が行われた2009年ごろから、資本主義社会に警鐘が鳴らされ始めたような記憶があります。12年経ってコロナ禍が起こりようやく一般人もこのままではいけないと気づき始めました。

経営者こそ、時代の流れに則った経営に舵を切る時だと思います。エゴだらけの経営者、変化を恐れる経営者、新しい感性についていけない経営者は、いずれ衰退していくでしょう。

塾長がおっしゃる新しい倫理観の「共生」と「利他」が今後の発展のキーワードだと言えます。

ただ、「利他」も結局のところ「利己」ではないかと思うのです。もちろん自分だけが良ければという自己中心的な考えは論外です。

他を良くしたいという利己があってもよいのではと思うのです。以前どこかで「究極の自己中が結局は利他である」と聞いたことがあります。

「自己中心主義を突き詰めていくと、利他主義にたどり着く」というのです。この場合の自己中心主義とは、もちろん自分勝手に振舞うという意味ではなく、人に愛されるためには、自分が先に人を愛さなければならない。自分を大切にしたければ、先に人を大切にしなければならないという観点です。

確かに自分自身を振り返ってみても、自分の為にと思って行動しても必ずしも上手くいかないけれど、周りの為にと思って行動したときの方が、結果として自分の為になっていることがあることがよくあります。そこには自己犠牲は毛頭ありません。

人間は、人と人との関係性の中に生きています。自分ひとりが幸せになることはできないのです。自分と関係ある人々とともに幸せになるのだと思うのです。

「究極の自己中心主義は利他主義」私はこのスタイルで「利他」を極めていこうと思います。

ちょっと話題が逸れたかもしれませんが、ふと思ったので記しました。

つまり、動機がいかに透明で純粋なものか否かということでしょうね。

今回は以上です。

いつも学びをありがとうございます。

久保貴啓
久保貴啓(@wzs1vyadkljom74ffc4n)
2021年12月19日 11:32 PM

機関紙マラソン95
株式会社サキカワ 久保貴啓

●塾長講和
「現代の経営者はいかにあるべきか」
反省もなく自己の欲望をベースとした活動を続けていくなら、人類が築いた現代の物質文明も、また人類に繁栄を導いた資本主義も自滅するしか道はありません。現代を生きる一人一人が、自己の欲望、つまり利己ではなく、愛と思いやり、つまり利他をベースとした生き方を選択できるかどうかが問われている。
まずはいかに苦しい状況にあろうとも、必死になって企業経営を安定させていく努力を払っていき、同時に周囲におられる人たちを幸せにしていくことに努めていくことが大切である。そのような私たちの思いと行いが、皆さんの心を高め、経営を伸ばすのみならず、世界を変えることにつながることになると信じている。

●第17回全国大会2009
山田邦雄塾生 ロート製薬株式会社
盛和塾大和の時に、担当の例会として講師をお願いを企画したこともあり、この発表の内容も何度か読んでおりました。会社への訪問もさせてもらったこともあり、今回読んだ中でもイメージが湧き易くまた違った感想を感じました。
失礼ながらお会いする前と後ではかなり印象も変わり、近寄り難さを感じていたインテリのイメージから、とてもフランクで大きさや広さを感じる心の深さがあり、それは会社のイメージも全く変えるものでした。上品な中に親しみやすさがあり、長い歴史で作られた会社の余裕みたいなものもあったのを思い出しました。今回も読んでみて、前に感じたものは、海外での勉強や王道の中で育ってこられたものに甘えるのではなく、いち従業員として謙虚に学ばれた人としての正しさであったり、盛和塾での学びに共感した謙虚さや勤勉さがより一層山田社長を大きいものにしたのだと理解しました。また、人間性だけでなく、しっかりとした能力を稲盛哲学に充て込み実践されたことや従業員や仲間からの意見や声を引き出させる環境や懐の深さが、今のロート製薬があると感じます。前回と今回でそのことはより一層理解できたように思います。
わたしには真似したくても、真似できない大きさは感じていますが、少しでも近づけるように考え方は真似していきたいと思いました。

江見いづみ塾生 株式会社アフリカタロウ
拝読していてまるで他人事には聞こえませんでした。私も、ひとりで会社を動かしているような錯覚であったり、従業員に対してへの不満がそのまま自分に帰ってきたようなこともありました。
盛和塾と出会う前、そして、学んだ気になって安心したり、周りとの差を逆に責めてみたりと散々な経営者でした。僕もフィロソフィが必要なのはまずは僕だったと気付かされたのでした。フィロソフィだけではダメだと塾長は仰っていましたが、同じことを先輩塾生やソウルメイトにも言われました。やはり、数字がしっかりと見ることを行い…方向性や今の立ち位置を理解していなければ、人格だけでは決して会社や人はついてこないのだとも知りました。塾長の組織作りが必要だというコメントも自分自身に言われているような気持ちになり…とても勉強になりました。

尾松豪紀塾生 株式会社メイホーエンジニアリング
叱るについて
塾長は、私はきつくしかったけれど、相手の人格を否定するような言葉は使わなかった。仕事の内容に対してしかったのであって、しかった後、必ず優しい言葉をかけたとおっしゃられ厳しい中にも、社員に対する親の愛情が必要である。と言う本質を丁寧に指摘していただきました。時間が経って厳しく叱られたことが愛情に感じられる質の叱責が大切である。一方で、人を評価する際、相当に辛抱して使ってきても業績を上げないようなリーダーに対しては、お前は駄目だと冷酷にやってきたことも大切であるとお話しいただいた。
どこまでの範囲を広げても、スタートは私でした。この私のためにからスタートしているリタと塾長がいつもお話しされている利他とは全く違うものであることに気がついていませんでした。
尾松塾生の発表も、今の私にとって、もしかしたら僕もそうかも?と思う節がありました。僕は今はとても楽しく仕事が生き甲斐に感じるほどです!しかし、それも私のための利他?と少し考えてしまいました。それでダメなのか?と考えなくもないですが、それが行き過ぎたり、それが相手にとっては負担であるかも?と考えることは必要だと思いました。また、塾長の言葉が頭に馴染んできて結構その言葉をつかうようになっている自分を周りはどう思うのか?ももう少し考え直したいと思います。もっと塾長と同じ言葉でありつつ自分の言葉として話す必要があると感じました。

松井塾生のお話も何度か読み、塾でも取り上げられたので、とてもこの機関紙95号はスペシャル感が強く読んでいて楽しくそして気づきをたくさんもらいました。自分自身、振り返って昔の自分と向き合えたことや今の自分に対しても間違っているかも?この先後悔することになるかも?という見えていなかったであろう不安要素も気にかけることが出来たのはとても良かったと思う。最近本当に機関紙マラソンをしていて良かったと思えることが多く、とても前向きに取り組めているのは幸せだと思う。
ありがとうございました。

米田 稔
米田 稔(@89zwf1gjwuods3ar30t7)
2021年12月20日 9:37 AM

機関誌95号
素晴らしい発表の数々。特大号です。
その中から2名の熱い発表を選択したいと思います。

山田塾生
山田塾生のすごいところは、お父様の偉大さや教育もあったとおもいます。そうそうに実権を譲られる覚悟と、子への信頼。そしてそれを引き継ぐ山田塾生もしかりです。
同族経営を「企業」へのさらなる発展を誓い、社長就任十年に、後任の社長を先輩に引継ぎ、会長兼CEO経営にウエイトシフトする。言葉で書くと簡単ですが、いずれも簡単ではありません。相当なるご苦労や思慮を重ねたに違いありません。
一歩先のリスクにもチャレンジすることで存在意義と競争原理を見出そうとする際、誰
もが賛成するようなことを意思決定していては、単なる普通の会社になりさがる。本当に心理だと思いますし、一旦世間の常識を否定することで見えるものがある。それを経営者の嗅覚だけでなく、システムとして作用させようとするのが、山田塾生なのだと思います。
そしてそこに行き着くきっかけとなったのが、京セラという存在であったことも同氏の話から見て取れます。伸びるべくして伸びた山田塾生には感服です。
 太田塾生 
創業から三年で、ただがむしゃらと夢中でとのお話がありましたが、努力の積み重ねをされ、順調に売上増加をされ、一億九千万円の新工場の建設まで計画される躍進ぶりには驚嘆です。よい製品をつくるには働く人の環境が何よりも大事である。これからは食の安全安心が問われる時代が必ずくる。
これは動機善なりかを地で行く発想です。その後盛和塾に入塾されることになりますが、。悶々として暮らしていた中で足りなかったものは「心」だと気がされたといいます。人生とは何か、経営とはどうすればよいのかを真剣に考える日々に変わり、何度も熱く語りかける太田塾生に、いつしか真剣な根差しで見つめ、うなずいてくれる従業員を前に、人の強い思いは必ず通じることを確信されたとおっしゃられていますが、本当にそうだと私も思います。

木下 恵
木下 恵
2021年12月20日 11:12 AM

機関誌駅伝「盛和塾95号」2021.12. 20 締切塾長講話:「現代の経営者はいかにあるべきか」
 私は過ちを繰り返す私たちの生き方を振り返る機会があるたびに「歴史は繰り返す」、そしてそのことがわかっているのに何故人類は「 戦争という悲惨な争いを繰り返すのか」、「官僚等による腐敗政治に対してなぜ常に改革改善ができないのか」、 と思います。
そして「賢者は歴史に学び、愚者は経験に従う」という昔からのことわざを思い出すに至ります。
やはり私たちは歴史に学ぶべきです。
昨今、若者に限らず歴史を知らない人が増えました。
また、私の周りの女性たちに限った話ですが、歴史が苦手、もしくはあまり興味がないという方が男性よりも格段に多いです。
そういうお母さんたちが一番長い時間子供を育てています。
私はもっとお父さんお母さん男女、性別、年齢に関係なく、人類は歴史をしっかりと学ぶべきだと思います。
加えて言うならばもっとグローバル社会に対応していくために世界史を学ばなければなりません。
 さらにいうならば、単に歴史を学び 記憶するだけではなく、それぞれの地域の文明や人種、宗教、哲学の関係性、 それらの違いがなぜ生まれたのか、どのような環境下において発展してきたたのか、そして現在もそれらの特徴が引き継がれている理由は何か、 悲惨な歴史を繰り返さないためにはその関係性を分析し、理解し、先ずはそれぞれを肯定し、普遍的な価値観を持つところまで到達しなければなりません。
その 普遍的な価値観を自ら生み出すのは大変困難なことですので、先哲の教えを学ぶことによってそれを手に入れます。
そして今後どうなるかを予測し、 同じ過ちを繰り返してしまわないように 注意深く未来を予測し、人類が理想的だと思える社会を、地球を構想しなければなりません。
そしてその構想をより多くの人に共有してもらい、共にその実現に努力する必要があるかと思います。
 SDG’Sの注目する多くの問題への対処も、 全世界が協力し実現していこうと連携するきっかけの1つであるかもしれません。
加えていうならばそれが商業ベースであって、ビジネスになることは多くの問題解決への努力を促進するためには私は必要だと考えています。
 人間は理想だけでは現実を変えられません。
本能という欲望の力を借りて、その強い推進力を善なる社会の構築あるいは世のため人のためといった行動に移す原動力に利用しなければならないと思うのです。
塾長は欲望を否定されませんし、仏教の例を紐解きむしろ欲望を肯定されています。
大切なのはその欲望をいかにコントロールするか、その上で時に本能の持つ欲望の力をうまく利用することです。
 しかし、使いながら使われてしまわないようにその欲望に常に手綱をつけ、私たちがコントロールするという日々の努力が必要です。
難しいことではありますがそれさえ怠っていなければ、私は人類は正しい方向、つまりここでいう循環型の「足るを知り地球環境を守り、次世代に恩送りしていくことが喜びという生活スタイル」を生み出し、それを共有しながら実行することで、その生活そのものに充分意義を感じ満足して暮らしていくことができるのではないかと思いました。
 ただそれでも一抹の不安が残るのは人間は脳内麻薬と言われる快楽物質が大好きですので、我々のライフスタイルがそういったものを定期的に脳に与えてくれなければ持続できる運動にはならないと思うのです。
また強烈なそういった快楽物質が出るようなインパクトのある意義目的と なるものがまだ発見されていないのです。
 塾長のように賢人はそのような脳内麻薬物質がなくても、 他人の喜びを自分の喜びとしたい将来世代への貢献をすることで、自らの充分なる心の喜びをお感じになることがお出来になりますか。
ですが、それができないから私たちは凡人であり凡夫なのです。
 アメリカの高額な報酬をもらっている経営者も最初から強欲だったわけではなく、自分に高潔な哲学を持っていないから堕落してしまい、自分の欲望に負けて経営がおかしくなる。
 塾長は苦労している間の経営者は謙虚で高額所得の社長に憤慨しているが、自分が成功するにつれ欲望に負け傲慢強欲になっていくことで会社が没落していくと言われていますので、私たち塾生も常に心を鍛えて利他の哲学を育み、自分のことは後回しで他者のことを考える人格者であらねばならないと思います。

 沖縄セルラーの話は塾長の沖縄を思う真心を感じました。
 機関誌を拝読する様になってこれまでに塾長の社会貢献をたくさん教えていただきました。
 全国に8社あるセルラー各社の中で上場したのは沖縄の会社だけで、しかも唯一NTTを上回るシェアを持つに至ったとは塾長の利他の行為が人々を感動させ、関係者の大変な努力となって結実したのだと想像出来ます。
 稲盛和夫という人だけ徳を積むのではなく、京セラや第二電電という会社に徳を積ませ、「積善の家に余慶あり」という将来までの繁栄の礎ともなることでしょう。
 またそのような「人に良かれし」という利他の心の発想で物事を真剣に考えたとき、宇宙の「知恵の蔵」が開いて素晴らしい独創的なアイディアが出てくるということについては、私も実感としてなんとなく分かりそうな気がしていますが未だ未だです。
 塾長は経営者が国の税収を担っており、国民の幸せも担っているとおっしゃっております。
そしてその様な視点で中国にも稲盛経営哲学を広め多くの方を幸せにしようとされております。
「一個人がこのような大規模な社会貢献活動まで出来るような境涯を築きあげることが可能である」と、人間の無限の可能性を塾長は身もって体現し、私たちに示してくださっているのだと思いました。
その塾長の意志を継いで、私たち門下生はその理想社会の実現に向けて日々頑張っていかなければならないと思います。

経営体験発表: ロート製薬株式会社・山田塾生
 山田さんも以前奈良に来て我々に講演していただきましたが、素晴らしい経営をされていると思います。
 歴史ある会社の強みが羨ましくもありました。
 その歴史自体が大変参考になる先人の知恵、経験が詰まっており、それを紐解いていけば自ずとヒントがあると思います。
 また、4代目社長で上場しており、売り上げも1,000億円規模の大企業であるロート製薬さんですが、塾長は正しい経営をしているのであればトップダウンでいいと仰っております。
 山田塾生が懸念されている点、つまり日本人が調和だけではなく高い山を目指すことが必要だと思いました。
 真剣な目標(登る山)が低いので調和出来てしまうのだと思います。
 
経営体験発表:日本経営・小池塾生
 小池さんと創業者の方の信頼関係、小池さんの忠誠心や感謝気持ちを感じました。
また、創業者の方の会社に問題があった際に自宅を売ってでも資金を作るという姿勢、決断を尊敬します。
 小池塾生の熱すぎる熱意が様々な問題を引き起こしますが、それを乗り越えて日本一の医療系の経営コンサルタント企業を作り上げられた一途な努力に敬意を表したいと思います。
 また、稲盛塾長の教えに向き合う姿勢がど真剣であり、その努力もひたむきです。
 苦難から絶対逃げない姿勢、目標を絶対に達成するという根性、執念を見習いたいと思います。
 私は経営者として創業者の菱村さんのように、このような凄い人材を採用し、育てる器を持ちたいと思いました。

経営体験発表:株式会社ざびえる本舗・太田塾生
 私も勤めていた会社が倒産した経験を持っております。
 正確に言えば、勤めていた会社と元勤めていた会社が倒産や買収でなくなってしまったのです。
 元勤めていた会社は本当に素晴らしい仲間に恵まれ、立派な上司にも恵まれておりましたので、私は本当であればその会社で一生働いていきたいと思っていました。
また、その会社を誰もが知るような立派な大きな会社にしたい、と仲間と語り合っておりました。
また、ブラシを開発した会社に勤めていた時、事業部を任されて別会社をつくりました。
それから1ヵ月もしないうちにその開発した会社は倒産してしまいました。
社長に就任し、ようやくこれからバリバリやっていこうという矢先にいきなり仕入れ先を失ったのです。
その後、私もその事業を管財人と交渉し、買収し、再生していく経験をしましたので、太田さんのご苦労や太田さんの良い製品を再生しよう、そして人々に喜んで頂こうという起業された動機は大変よくわかります。
この体験発表を拝読してその当時のことを思い出しました。
本当に一生懸命事業を再生しようと頑張っていた時、多くの人が助けてくださいました。
また、多くの幸運にも恵まれました。
このような経験をさせていただいたことを今では大変ありがたく思っております。
人々が喜んでくださる、そういった事業に巡り会えて、そしてそれに取り組んでいける毎日は大変幸せです。
この感謝の気持ちを、何かで世の中にお返ししていきたいという思いでおります。
そして従業員にも私と一緒に心を高めてもらい、世の中のため人々のために一生懸命仕事をする幸せを共有し、そして高い生産性を実現してたくさんの給料を払ってあげたいと思っています。

今回も多くの気づきを有難うございました。

明里幸祐
明里幸祐(@0miirgmiga9yiue8zt76)
2021年12月20日 11:33 AM

明里スプリング製作所
明里幸祐

塾長講和
現代の経営者はいかにあるべきか
いつの時代も同じことが言えると感じました。記述されています通り人類は欲望によって発展してきており、もっと良い暮らしをしたい、もっと豊かになりたいという欲は尽きることがありません。まさに自分自身の物心両面の幸福を追求することに関しては一流であったといえます。しかしその結果が争いであったり、不正であったりと利己が導く答えというのは不幸でしかないと歴史が押してくれているように感じました。企業というのはその歴史をコンパクトにして現れる場であると思えます。企業の発展つまり儲かりたい、もっとお金が欲しいという欲望も尽きることがありません。一部の経営者はその利益を自分自身の懐に隠し、ともに働く従業員、つまり仲間には分配しないようです。そしてその行く先には不正によって裁かれたりとそのようなことも欲により気づくことができなくなっているのです。いまここで再確認しなければならないのは「企業の利益とは、すべての経営幹部と社員の献身的な努力と協力によって作られたもの」であると理解しなければなりません。
「従業員、お客様。取引先、そして地域社会など、企業を取り巻くすべての存在と調和するような思いやりの心、利他の心で経営していく」その心を忘れてはなりません。
他を思いやることは地球上存在する生物で唯一人類が勝ち得た感情であると思います。
本来経営者とは尊敬され模範となるような人格者でなければならないと改めて感じることができました。

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